その昔、20代くらいまではイラスト集を購入していました。
ただ、ここ最近は設定資料集なんかは購入してもイラスト集(画集)というのは全然購入しなくなりました。
その原因が【CGによるイラスト】であることは間違いないと思います。
まだイラストレーターの仕事にCGを使用していなかった時代は掲載されているイラストの筆致が読み取れたり、実際に印刷されて商品化したイラストより色調がオリジナルに近かったりと、【画集ならではの見どころ】がありました。
ところが、最近のイラストは基本的にCGによる仕上げで、データからダイレクトに印刷された結果、仕事として掲載されたイラストと画集に掲載されたイラストがそっくりそのまま同じであまり購入してまで手元に残す価値が無いのです。
……いえ、【イラスト集】という意味合いであれば、作品をそのまま掲載してくれるということはキチンと仕事をこなしているとは思いますよ?
でも、私が見たいのは【より作者に近い、解像度の高い作品】なんです。
でも、こうなるとCGで作られている以上、発表の場が紙媒体というのは不適切なのかもしれませんね。今後は全てCG集のようにデータで提供されるようになるのかもしれません。
ちなみに過去の買い物の記録を漁って、最後に購入した画集は何か調べてみたら4年前の織田nonでした(オイ