映画【エリック・クラプトン〜12小節の人生〜】感想

鑑賞情報

2019年2月24日12:55〜

小田原コロナワールドシネマ スクリーン5

G6

 

本来ならアリータを観に行くべきなのでしょうが、少し前にあつぎのえいがかんkikiで上映していたにもかかわらず見逃してしまっていたエリック・クラプトンのドキュメンタリーが上映されていたのに気付いて、こちらを優先させることにしました。

どんどん新作が上映される中、油断したらすぐ観られなくなっちゃいますからね。

 

それでは感想です。

 

いつもの(汗)

2019年1月に鑑賞した【ホイットニー 〜オールウェイズ・ラヴ・ユー】と驚くほど同じような構成。ぶっちゃけてしまえば有名人を題材としたドキュメンタリー映画のテンプレ展開といったところでしょうか?

 

二人とも実績があり評価されているミュージシャンだけど、藥で失敗していたり男女関係でこじれたりで世間を騒がせることになってファンすらも裏切るようなことをしてしまったりとキャラクターが似ていることもあり描き方も似てしまったのかもしれません。

 

ただ最大の違いとしてホイットニー・ヒューストンは寂しく人生を終え、エリック・クラプトンは持ち直しているところでしょうか?

 

ちょっとしたボタンの掛け違いだとは思うんですけどね。

 

貴重な映像の数々

最も精力的に活動していた時代が70年台で自分が生まれる前後だったということで若かりし頃の印象はあまりないんですがイケメンで驚きました。脳内イメージではもっさりとした髭面のオッサンだったので、いつも柳ジョージとかタイガー服部なんかとビジュアルがごっちゃになっていたというのに……

 

有名な楽曲の誕生エピソードも興味深く、この映画の見所のひとつです。劇中で初めてレイラのリフが流れた瞬間、鳥肌が立ちました。

このシーンの前に名曲の誕生を匂わす【現在のレイラからちょっとだけ外れた似たようなリフ】が流れるのですが、その時点で【あ、これがレイラの元ネタか!】と一発で気付かせてくれるので次のシーンへの期待度が増してきます。

 

 

ただ一点だけ残念だったのはチェンジ・ザ・ワールドについてのエピソードは特に無かったこと。グラミー賞も受賞した名曲なんだけどなぁ。

 

映画になってしまっているのは残念

この作品だけで彼の人生を全て語れるとは思っていませんが、割りと人間的にクズな時代もあったりしたのにその辺りは全体的にぼやけた印象にして、息子の死んだ悲劇的なエピソードとそこから復活してティアーズ・イン・ヘブンを生み出す所を映画のメインエピソードに据えるのはドキュメンタリーにしては映画的過ぎるかなぁ?と感じました。

この辺は包み隠さずクズエピソードを盛り込んできたホイットニーの方が正直な気がします。

 

ドキュメンタリー映画は物語より優先して見せる部分があると思うのです。

 

総評

70/100点。……とはいえ有名人を描くドキュメンタリーは作品が描く対象に依存するので、観る人によって評価が大幅に変わります。

エリック・クラプトンの楽曲を少しでも聞いたことはあるんだけど本人についてはよく知らないという自分のような人間には興味深く楽しめるのではないでしょうか?

 

悲劇はあっても、人生の物語がホイットニー・ヒューストンよりもハッピーな展開なので見ていて救われます。

 

ちょっと美化しているところもあると思うけどね。

マサカズ

otagoto.com

アニメ&SF映画、ネット小説好きのオッサンです。

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