2018年11月11日、TOHOシネマズ小田原にて【ボヘミアン・ラプソディ】を鑑賞しました。
感想記事のアップに一週間かかってしまったのは、この作品の良さについて冷静に語れない部分があったからかもしれません。翌週18日に2度目の鑑賞をしたので多少は客観的に分析できるようになったと思います。
それでは感想です。
QUEENの存在が前提となるエンターテイメント
この作品、フレディやQUEENのガチのファンだと史実との差異について違和感を覚えるのかもしれませんが、あくまで【史実を元としたエンターテイメント作品】であってノンフィクションではないということを念頭において楽しむ必要があります。
まぁ、一度見てもらえればガチのファンは元よりどこかで名曲のフレーズを耳にしたことがあるだけの人でもQUEENが大好きになると思いますけどね。
演出の粗は気にしないでいい要素
楽曲やパフォーマンス、エピソードなどひとつひとつが素晴らしすぎて二度目の鑑賞では軽く違和感を覚える程度の【演出の粗】が見えたりもしました。
ドキュメントではなくエンターテイメントなのだからその辺はキチンと演出してほしいとも思うのですが、とにかくエピソード自体が素晴らしすぎるのです。
もしかして個々の演出を等しく【最適解】にしてしまうとラストのライブシーンのパフォーマンスがぼやけてしまう恐れもあったのでわざとクオリティを上げなかったのか?なんて邪推までしてしまいそうです。
そもそも演出なんてオープニングのファンファーレを聞いた時点で文句のつけようがないですからね。
キャスト
もう、このメンバーを揃えた時点で映画の完成度は約束されたも同然だったのですが、予告で見てそっくりだと思ったフレディ役のラミ・マレックこそメンバーの中で一番似ていないというのが衝撃でした。
特にブライアン・メイはタイムマシンで過去から本人を連れてくるという荒業で撮影しているので完成度がハンパないです!(嘘)
残念なのはフレディが華奢に見えてしまう部分ですかね。もうこれ以上はCGによるモデリングくらいしか再現できないでしょう。
買い物
今回はパンフ以外にサントラも購入しました。OPファンファーレが収録されている時点で購入決定です。
また、劇中に登場した順に収録されているのもいいですね。
グッズとしてはメンバーのフィギュアとか売ってたら良かったんだけど難しいか……
総評
85/100点。ただ、映画としての点数というよりQUEENだからという理由での加点があるので純粋に映画として見るならもっと点数は落ちるかもしれません。
批評家よりも観客に愛される作品ということですね。
2回観たけどIMAXや爆音上映なんかでも楽しみたいし円盤も欲しいですね。
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