本日、映画鑑賞料金が1800円→1100円になる日なのでTOHOシネマズ小田原に【アントマン&ワスプ】を観に行きました。

 

作品自体が娯楽モノということで入場前にドリンクとポップコーンを購入しようと思ったのですが、列の進みが遅く上映に間に合わなくなりそうだったので並んでいる途中で抜けました。

 

映画館の収入の柱となる飲食での機会損失はもったいないと思うんですよね。

 

最近のTOHOシネマズコンセッションのカウンターは現金支払い用とクレジットカード/ギフトカード支払い用に分割されています。一列に並んだカウンターのスペースは中央で分割され、左側が現金用、右側がカード用となっているのですが、列が形成されるのは左側だけで右側はガラガラです。

 

海外のようにクレジットカードでの支払いが一般的ならばこんなことは起こり得ないと思うのですが、ここは日本です。カードはガソリンの給油のようなポイントカードと一体化した物や電化製品などの高価な買い物に使われるくらいです。特にちょっとした食べ物の注文にカードは使わないでしょう。

 

それなのにカウンタースペースの半分をカード用に割り振ってしまった結果が現在の混雑です。

 

いずれは【カードのカウンターが空いている】ということが広まって普通に利用されるようになるかもしれませんが、それは今ではありません。自分の隣に並んでいた家族連れは【あなたカード持っている?】みたいな会話をしていました。銀行系クレジットカードを持っていない人は普段、カードを持ち歩かない人もいるということです。

 

せめて【現金とカードのカウンターの割り合いを2:1にする】とか【カードのカウンターにWAONや交通系ICカードを対応させる】ぐらいの対策は必須ですよ。海老名なんて駅を利用して映画館を訪れる人も多いだろうし、そんな人達ならほとんどがPASMOかSuicaを利用しているでしょう。なんでそれを利用して【お客様に抵抗なくお支払いをしてもらう】という環境を整えないのかなぁ?

 

カウンターの分割をする前にそういう所から考える必要があったと思うなぁ。

 

私たちは【お金を払いたい】のですから。