2018年5月4日、TOHOシネマズ小田原にて【サバービコン 仮面を被った街】を鑑賞しました。
6日に【ホース・ソルジャー】12日に【ジ・オリジン】と映画を観た状態で書くべき感想を溜めてしまったのは反省点です。今後は一本一本の鑑賞を大切にしたいですね。残った2本も今週中にアップする予定です。
それでは【サバービコン 仮面を被った街】感想です。ネタバレは無いけど基本的に鑑賞した方に向けて書いているのでご注意ください。
惜しい……ストーリーが【噛み合っていない】作品
ひと言で言うなら【黒人差別問題の裏側で別の事件が起こっていました】といったストーリーなのですが、この表と裏2つの事件が噛み合っていないので【なぜこの2つを合わせてみようと思ったの?】と疑問に思ってしまいます。
以前【スリー・ビルボード】の感想を書いた時にも例にあげたのですが、この作品を鑑賞する前は【メイフィールドの怪人たち】のようなストーリーを予想していたのですが、実際観てみるとなんとも消化不良な印象を持ってしまいました。
細部にニヤリとさせられる展開なんかもあるだけに取ってつけたようなストーリーはもったいないと思いました。
君たち本当にバカだな
私たちは刑事モノやサスペンスのTVドラマで保険金殺人のネタを散々目にしているので、この程度の短絡的な犯行を映画館のスクリーンで見せられても登場人物のおバカ具合に頭が痛くなってくるのです。
【バカの頭脳戦】でお馴染みの【デスノート Light up the NEW world】が頭を過ぎりました。
心地よい【お約束】
散々否定的な意見を書いたのでお気に入りの部分も。
なんというか【多分こういうふうになるんだろうなぁ……】と思った途端に実際その通りにストーリーが展開して【やっぱりw】とニッコリしてしまう【お約束】シーンはめちゃくちゃ楽しめました。
あの交通事故のシーン、予想できなかった人なんていないよね?
ラストのマット・デイモンとかw
総評
50/100点。観る価値無いとは言わないけどわざわざ観る必要は全くありません。ケーブルテレビの映画チャンネルで放送していたらなんとなく流し見する程度でしょうか?
レンタルして見るのも気が引ける出来と言うか……(^_^;)
もうちょっと黒人差別の問題と主題の事件をつなぐ関係があれば楽しめたのかもしれないんですけどね。
やっぱり取ってつけたミックス・ストーリーじゃだめですよ。