鑑賞情報

2021年2月7日 11:50〜

あつぎのえいがかんkiki スクリーン2

D-6

2021年になって、1ヶ月過ぎてようやく1本目の映画鑑賞作品。記事にするのは更に2ヶ月後という……

今回は感想ではなく、今後ソフト化した今作を視聴する方が楽しむためのポイントを書いておこうと思います。

最初に軽く感想

予告編を見た時から鑑賞を決めていたくらいツボに入った設定。アニメや映画が好きな私のような人間にとって声優という職業をストーリーの軸に据えているのは興味深かった。

今作の主人公夫婦は外国映画をロシア語に吹き替えるというジャンル的には【吹き替え声優】にあたる人達なのですが、演じる役者としてのプロ意識と、そんな自身の積み上げてきたものが全く使えなくなってしまう場所に移り住んでしまったことなどそつなくまとめられた良作だと思います。惜しいのは、この物語の境遇を現代の日本人には共感しづらいところでしょうか?

……物語の舞台か時代、そしてなにより見ている私たちの過ごす時間さえ異なれば今よりずっとヒットした作品だと思われるのが残念です。

個人的評価は70/100点です。

 

独自の楽しみ方

声優が主演ということで、【日本語吹き替え版が公開されるとしたら誰が声をあてるか】という俺キャスティングを考えるのがとても楽しい作品です。

そういえば、この作品のパンフレットには声優夫婦として古川登志夫&柿沼紫乃夫婦の対談が掲載されているのですが、ベテラン声優夫婦が揃って今作の2人を担当するとなると池田秀一&玉川砂記子くらいかなぁ?ささきいさお&上田みゆきは上田さんがもう仕事をしていないので難しいですし、渡辺洋&篠原恵美は流石に伊賀電に爺さん役はやらせたくないw

夫婦縛りを失くして考えるのであれば本命:立木文彦、対抗:磯部勉ですかね?女性側は勝生真沙子とか山口由里子みたいな系統。

 

とにかく円盤が発売したら誰が演じるのかには大いに興味があります。

好みの声優が担当してくれるのであれば購入も考えます。