映画館のカタログスペックに現れない魅力

電車で3時間圏内に限られはしますけど、ここ数年で色々な映画館で鑑賞してきました。

そこで気付いたのは劇場のスペック(スクリーンサイズ、使用設備など)だけでは測れない魅力というものが確実に存在するということです。

 

最初は可能な限り大きなスクリーンでの鑑賞を求めていました。

幸いにして私がよく利用するTOHOシネマズ海老名のスクリーン1は周辺で最大のサイズ(9.5m×22.6m)なので話題作は大抵ここで観るようにしているのですが、結局大きいサイズのスクリーンの活かし方は【鑑賞者の視界の占有度がどの位あるか】なんですよね。

大きなスクリーンなら視界をスクリーンで埋めるのは楽ですが、席取りで近くの席を選択すれば多少はなんとかなる問題なので、最近はそこまで巨大なスクリーンは追い求めなくなりました。

 

ちなみに、TOHOシネマズ海老名のスクリーン1とイオンシネマ海老名のスクリーン7で同じ作品が上映されるのでしたらイオンシネマのTHXを選択したくなります。

音響のこだわりもあるのですが、それ以前にこのスクリーンだけ別フロアにあるので特別感がありますし、外の音が聞こえないので作品に集中できるんですよね。TOHOシネマズ海老名のスクリーン1はロビーに近すぎてざわめきが聞こえるのがホントもったいない。

大量の観客を捌くのに入場口近くに最大スクリーンを用意するよりも外界からの雑音を遮断するため大量の観客でも別フロアまで誘導するのではコンセプトが真逆だと思いませんか?

 

あと、椅子の背もたれが低めで頭周りの音響を遮らないのもいいです。スピーカーにこだわるよりも頭周りのスッキリした椅子を用意したほうが観客の音響体験は変わりますよ。

最近の映画館はどれも背もたれが高すぎなんですよね。こういうのはカタログスペックに乗らない密かな魅力の最たるものだと思います。

 

この具体例は比較的分かりやすいものですが、もっと感覚的な魅力の差がそこはかとなく感じられるものもあります。

 

他で観られない作品を上映する

監督や俳優を呼んで舞台挨拶やトークショーを行う

とにかくフードが美味い&入場直前で短い待ち時間で購入できる

肘掛けが両方使える、リクライニングする

スクリーンカーテンがキチンと可動する

お客さんがあんまりいない(オイ

 

そして映画をハシゴする時の重要な要素なのですが【観たい作品を次々と鑑賞できるようなタイムスケジュールで上映されている】なんて項目もあります。

 

求める物は人それぞれですが、今年の年末でTOHOシネマのフリーパスポートが無くなったら、今度こそ【それぞれの映画館の魅力】だけを考えて映画鑑賞することになれそうです。