2018年11月24日、早稲田松竹で【フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法】を鑑賞しました。
世間一般ではファンタスティック・ビーストの新作を観るのだろうけど、どうも映画版のハリー・ポッターシリーズは合わないので時間が取れた時にレンタルで見るようにしているんですよね。
今回もレンタル待ちします。
それでは感想です。
いくらアメリカが個人主義とはいってもコレは……
残念ながら、今作品自分には合いませんでした。
アメリカ人という個人主義のメンタリティを考慮したとしても母親のヘイリーはダメ人間過ぎるのではないでしょうか?日本人の感覚で見てダメなのは当然なのですが、ここまでくるとアメリカでも批判しかされずに擁護する意見も出なくなると思うんだけどなぁ?
……賛否両論なんでしょ?
演技
そんな中でもこの作品が評価されてしまう最大の要因が出演者の演技でしょう。子役の演技はどこまで指導が入っているのか分からないくらいリアリティがあるし、毒親であるヘイリー役も素で嫌な女ってワケではないですからねw
そして大正義、管理人ボビー役のウィレム・デフォー!……彼を最後に見たのがNetflixのデスノートだったから、ちょっと【過去の俳優】といったイメージが出始めていたんだけど、こういった役を演じてもらえるとまだまだ健在だなぁ。
ジャスティスリーグで出演部分をカットされたけどアクアマンでは無事出演するみたいなので今から楽しみにしています。
ラストシーン
ある意味、今作で一番の衝撃をもたらしたシーン。
みなさんはあのラストについてどう思います?
結局なんの解決にもなっていないし、あまりに唐突な展開なので評価がまっぷたつに別れるのだと思います。
個人的には、この作品は大人の世界を子供の目線で描いた物語なので、ラストで大人の事情による理不尽な現実を突きつけられた子供が、【近くにありながらもけして辿り着けなかった夢の国】ディズニーワールドへの逃避をはかる……というふうに解釈しました。
でも、だからといって何なの?って言いたくなるんですよね。
総評
40/100点。途中の展開は気に入っていたので、もう少し納得のできるラストを用意してもらえたら一気に高評価になったかもしれないんだけどなぁ。
あと、風呂に入っているょぅι゛ょって、それこそ児童福祉局に目をつけられそうな案件なんだけど大丈夫だったのw