2018年9月30日、TOHOシネマズ海老名にて【MEG ザ・モンスター】を鑑賞しました。
本来なら公開が始まったばかりのフリクリを観るべきなのでしょうが、9月中に【泣き虫しょったん】や【君の膵臓を食べたい】を上映期間の終了により見逃してしまった反省から、終了の危ぶまれるこの作品から鑑賞することにしました。
それでは感想です。
MEG
タイトルの【MEG】というのは古代生息していた巨大ザメであるメガロドンのこと。ぶっちゃけ、タイトルは【ジョーズ】でいいんじゃね?とは思いました。
まぁ、そもそも【jaws】という単語自体が上下に開く顎を意味する言葉でサメという意味は映画公開後に定着した言葉です。さすがに元祖ジョーズのような影響力を持った作品ではないので【MEG】という単語は定着しないでしょうね。
これがジェラシックパークぐらい影響力があればねぇ……売上自体は元祖ジョーズを超えてはいるのですが……
※Tレックスは元々ティラノサウルスの呼び名が一般的
由緒正しきクリーチャー映画
当たり前なのですが、今作の見どころは脚本なんかではなく【いかに巨大ザメが恐ろしく見えるか】が全てです。
その点から見ればこの映画は大成功です。次の展開や観客の脅かしどころが分かっていても驚かされてしまいますからね。
……でも、だからといって瞬間瞬間のドッキリだけにかまけてお約束だけで構成された脚本なのはどうなのかなぁ?
- 実はもっとデカいサメがいる
- ビジネスのために捕獲を試みる
- やったか?→やってない
- 犬は無事
どれもこれもお約束!……だんだんパロディ映画に見えてみましたよ。
ジェイソン・ステイサム
ハゲの肉体派ということで先日観たスカイスクレイパーのドウェイン・ジョンソンと被る。中華圏を舞台にしていたりハイテクや金持ちの描写なんかもね。
正直、彼でなくても物語は成立すると思うんだけど、水中で巨大サメからギリギリで逃げる場面で【髪がないから水の抵抗が少なくて逃げ切れた】と考えて納得することにしました。
総評
55/100点。映画館で観たので体感ではもうちょっと高得点かもしれませんが内容的にはこんなものでしょう。
もうちょっと予想を裏切る展開を見せられれば高得点もありえたんだけどなぁ。