自分がメインで利用しているシネコンはTOHOシネマズです。気軽に観に行く際は原付きで行ける小田原。ハシゴを組むスケジュールや公開作品の都合、大きいスクリーンで公開されている際は海老名を利用しています。そして公開館の少ないアニメがやっている時はららぽーと横浜や川崎まで出かけます。
同じシネコンということで、どこの劇場も同じような感覚で利用できますし、話題作が集中する繁盛期以外はフロアの混雑も想定内でオペレーションは円滑に進んでいます。
……コンセッションを除けば。
コンセッションって何?
コンセッションとか気取った言い方をしていますが、ようするに軽食専門の売店です。TOHOシネマズでは同時に客をさばけるようにカウンターを横一列に並べて開いているレジで購入するのですが、これがいただけない。
どこに並べばいいの?
コンセッションが空いているときは問題ないんです。どこでも好きなところに行って注文するだけですから。しかし、繁盛期で混雑している時はそうもいきません。
家族連れで一度に大量の注文をしたり、レジまで何を購入するか決めていないお客さんもいるので、一見しただけではどのレジの列が早く空くのか分からないのです。
そういえばららぽーと横浜でフロアのお客さんにメニューを配っているスタッフがいたことがありました。一回しか見ていませんが、列の解消に繋がる良いサービスだと思います。
ただ、効率的な列の消化のためには根本的な見直しが必要だと思います。
そして、その答えはすでに同じフロアに存在します。
チケット購入列
チケットを購入する際、お客さんは一列に並びます。そして、多数あるチケット券売機のどれかがが空くと列の先頭の人から発券機を利用します。あくまで列は一列で、順番に利用できるのです。こういったスタイルを一般的にフォーク並びと呼びますね。最近では一部の小売店でも取り入れられています。
この手法をコンセッションでも取り入れるだけで良いんじゃないですかねえ?
最近行った映画館では新宿ピカデリーのフードコーナーが、このスタイルで販売していました。列は長くなりますがレジ自体の数は多いのでお客さんの流れはスムーズです。
繁盛期だけでいいんです。
常に列を形成する必要はありません。自分が行くのは田舎なので平日午前中の映画館なんてガラガラですし。
ゴールデンウィークや冬休みみたいに多数の大作がひしめきあう時だけでもレジカウンターの前に列形成用のベルトパーテーションを用意すれば済む話です。
こういったやつですね。
これに加えてレジの上にランプを設置しておいて空いたらチャイムと共に点灯すればお客さんもわかりやすいし、今よりはるかにスムーズに注文できると思います。
初期投資もかからないしTOHOシネマズさん導入してみませんか?