実はこの話、提訴した時点でヤマハの勝利。
裁判なのだから、どちらに転ぶかはさておき、結果は出ます。
ただ、ヤマハは裁判に持ち込んだ時点で、どちらが正しいか?ではなく、どちらがイイモノでどちらがワルモノか?をこの争いを見守る人達に問いかけています……そして『私達がイイモノだよね?』と同意を求めています。
ぶっちゃけるとJASRACに味方をするのは働いている人間だけではないでしょうか?
裁判官も判決はどうあれ心情的にはヤマハを応援したいはずですし、もしJASRACが勝ってしまったりしたら民意に叩かれるでしょう。
だから結果が出る前にヤマハの勝利なのです。
いい加減、音楽の利権商売もどうにかなってほしいですね。
もう、いっそのこと国営でもいいですよ。
資源の少ない日本は、クールジャパンと銘打ってアニメやゲームなどのコンテンツビジネスにも力を入れていくんですよね?
それなら、それらの管理が国主体で行われても問題ないと思うんですけど。
まぁ、アダルトジャンルのコンテンツも国営でやると別の問題も発生しそうですけど、それはそれです。
音楽権利の管理団体が実際に音楽を作る人、演奏する人、楽しむ人より稼いでどうすんの?
そろそろ、この歪な構造を終わりにしてもいいんじゃないでしょうか。