本日、映画を2本鑑賞しました。

観たのは【ONODA 一万夜を越えて】と【最後の決闘裁判】……正直、どちらの作品も先週鑑賞したDUNE&燃えよ剣より楽しめました。

ただ、こんなに素晴らしい作品がパンフレットも出さないってどうなんですかね?

 

 

私は全ての映画はパンフレットを作るべきだと考えています。【劇場で鑑賞する】という行為が【配信サービス】を利用して視聴できる今後の主流となるスタイルと差別化される特別な行為なのだとしたら、その特別なイベントの思い出としてのパンフレットもまた特別な物になると思うのです。

大作ならパンフレットを作って然るべきだと思いますし、ミニシアター系の作品なら制作者の想いを伝えるためにもパンフレットの存在は重要……結果として作品の規模にかかわらずパンフレットは必用というのが私の考えです。

 

先日もフリーガイでパンフレットが出ませんでしたし、このレベルの上映規模でパンフレットを出さなくなったのは映画産業が衰退しているからなのか必要性が感じられないからなのだろうか……

 

オタク向けアニメ作品だと通常版と豪華版の2種販売なんかもあるというのにエラい違いですね。こういうプロモーションン&商品展開をしてくれるアニメ業界は映画業界と比べて儲け処というか【お金を出してでも手に入れたいというファンが持ちうる所有欲のくすぐり方】を熟知してくれているので好感が持てます。

 

パンフレット製作の手間を惜しんで出せば得られる当然の需要と供給すら満たせないというのは配給会社の怠慢でしょう。