2018年9月15日、3本目の鑑賞は【ザ・プレデター】です。
1は言わずと知れたシュワちゃん主演の有名タイトル、2も地味に複数回TV放映されて目にした人も多い隠れメジャー作(笑)。
さて今作の出来はどんなもんでしょう?
共通の世界観
詳しく語られてはいないけど、実は元祖や2の未来の話(だと思われる)。実は戦闘民族プレデターは【強いやつと戦う】という格闘ゲームのキャラクターみたいな思考で度々地球にも降り立っているので、過去作と今作も同一世界の話として辻褄を合わせることができます。
ところで今作ではプレデターの生体や装備などを研究する機関が登場しますが、この手の研究組織ってどれを見ても【インデペンデンス・デイ】を思い出しちゃうのって自分だけ?……まぁお約束とか様式美みたいなものですね。
バカ映画
映画の成分を分類するとしたら【バカ5:アクション4:ちょっといい話1】といったところでしょうか?明確に分けているわけではなく要素が混ざってはいますが主成分で分けるとこんな感じです。
どうしょうもない連中が酷い会話をしながら物語が進んでいくので映画のバカ度はシリーズの過去作と比べてアップしています。
個人的に一番好きなのは飲み込んで隠し持ったステルス迷彩を行う金属球を使用するにあたり、トイレで取り出した装備を何度も拭いたりして完全にバッチいモノとして取り扱っているシーン。そこまでするならなんでマスクなんかと一緒に発送しなかったんだwとか思いました。
いい話
ストーリー上【ちょっといい話1】が効いています。これ以上感動シーンを増やしたら白けるので、これ位が丁度いいです。
でも、普通の物語の中では【普通にいい話】となってしまい、あまり目立たないエピソードかも。最低な連中の」どうしようもない話の中で感動シーンをぶっ込んでくるから騙されて感動してしまいますw
どうでもいい話
でも、全体のストーリーに関して言えば、正直どうでもいい話です。
逆に言ってしまえば【話なんてどうでもいい】です(極論)。
それを理解しているからシーンの間を毒舌、下ネタオンパレードの下品な話なんかで繋いでいるんじゃないですかね?
総評
55/100点。……ただし所々カットして【洋画劇場編集】をされたモノがTV放映したら間違いなくチャンネル合わせてしまうでしょう。
自分も装備のギミックとか再確認したいので、もう一度くらい劇場で観るつもりです。
やっぱこういったバカ映画は人生に必要ですよ……
ところで、このラストシーンだと続編も作れそうですが、ますますバカ度に磨きがかかりそうですね。
絶対に実写版のガイバーみたいになるよ!