オタクのよくある発言で「◯◯は俺の嫁」という言い回しがある。
この発言が市民権を得ているとは言い難いけど、この業界(笑)に触れたことのある方なら一度は聞いたことがあると思います。
でも、昔からこの言葉に違和感を覚えるんだけどね。
【嫁】という言葉の元々の意味を考えてみよう
こちらWikipediaの該当ページです。
嫁(よめ)
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息子の配偶者(本来の語義)。対義語は婿。家制度が前提の時代には、外部から「家」に入ってくる女性という意味合いが強かった。
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女性の配偶者(配偶者#女性配偶者の呼び方も参照)[1][2]。
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俺の嫁 – 男性が理想的な女性に対して使うネットスラング(架空のキャラクターを含む)
自分が想像するのは、この最初の意味……つまり、【自分の息子が結婚した相手】=嫁という考え方です。
2番目は「私、□□君のお嫁さんになる!」なんかで使われる言葉で、3番目は2番目の意味の拡大解釈。
4番目が今回取り上げた意味で、【嫁】ではなく、頭に【俺の】と付けることによって別の意味に変化して違和感を覚えるようになったのでしょう。
新説【俺の嫁】
嫁の本来の意味が【息子の配偶者】なのですが、独身で息子がいなくても【俺の嫁】という言葉を使います。
……もしかして、この場合の息子って股間にぶら下がっているナニのことなんじゃないですかね?
なんというか【下半身のお世話をする相手】という捉え方をした方が【俺の嫁】という言葉を素直に表しているような気がしませんか?色んなキャラを取っ替え引っ替え【俺の嫁】宣言するのも、そういう意味でなら自然ですから。
つまり、俺の嫁っていう発言は『俺はこのキャラクターをオカズにして××してるんだよ!』って言っているのも同然なのではないでしょうか?
自分のことオタクだと思っているけど、【俺の嫁】発言は控えたいなぁ。