全編戦闘シーンで見応え充分!細かい話は置いておいて単純にアニメを楽しめました。
それでは前置きは抜きにしてナイツ&マジック第12話感想です。
【ナイツ&マジック】第12話で感じたこと
パロディ演技について
今回エルが昔のロボットアニメで出てきたセリフをいくつも口に出していました。
ただ、この演技がいただけない。
これも偏にエル役の 高橋李依さんが【元ネタを見たことがない】というのが原因だと思います。F91でシーブックの発した『なんとぉ〜!』のように元ネタとなったシーンだけでも確認してもらってから収録したほうが良かったんじゃないですかね?
もちろん、『このセリフには元ネタがあって、ロボットアニメの好きな視聴者なら分かってもらえるから意識して演技してね』と伝えたうえでです。まさか演技指導をする音響監督が元ネタを意識していなかった……なんてことはないですよね?
ロボットアニメの制作者は【スタッフ全てが同じロボット好きという共通項を持っている】という勝手な幻想を抱かないようにしないといけませんね。アインシュタインが『常識とは18才までに積み上げられた先入観の堆積物にすぎない』っていう言葉を残していますが、仲間内だけで通じるお約束をすべての人に強要するのは難しいです。
イカルガ対策
オラシオ・コジャーソはイカルガのマギウスジェットスラスタを見てヴィーヴィルの機動に用いたり、対策として吸気口から不純物を送り込んでマギウスジェットスラスタのエンブレム・グラフの破損を狙うなど、強敵(イカルガ)への対策としてはエルの上を行っていますね。
アニメ的な盛り上がりを考えてか原作とは異なり次回のラストバトルでは自らもヴィービルに同乗して出撃するみたいですが、原作のように国外に脱出して命をつなぐことはできるのでしょうか?
小説版では現在生死不明ですが、いいキャラなので絶対に再登場するハズ。アニメでも今後のシリーズ展開を考えて生かしてほしいです。
グゥエラリンデVSソードマン
ディー先輩メカ戦で最後の見せ場。戦いには負けていたけど最後まで立っていたのは……というような内容で辛勝といったところでしょうか?
グスターボはその後脱出。アニメ最終回は小説版とは異なりアルケローリクスに乗ることになりそうなのでデッドマンズソードの出番はなさそうですが、もしかしたら王族機に剣をゴチャゴチャと装備してきて【デッドマンズソード】を名乗るという可能性もありますかね?
どちらにしても最終的にエドガー先輩と戦うことになると思う。
時間の経過
今回、大幅な時間の経過がナレーションで説明されていませんが、ジャロウデクからぶんどったレビテートシップを改修して実戦投入したりクシェペルカが抑えた砦を再度奪い返されたりと、それなりの時間が経過しています。
具体的にどれだけ時間が経ったのかは分かりませんが、このアニメシリーズ中で、どのくらいの時間が経過しているのか調べているところなのでどこかで教えてもらいたいですね。
潜入作戦
グゥエラリンデが使用不能になったディー先輩はシルエットギアでの潜入作戦に参加することになりました。メカ戦ではエドガー先輩に良いところを持っていかれてしまいましたが、活躍の場が残されていて良かったです。
ヘルヴィ先輩の【その他大勢】っぷりと比べたら待遇に格段の差がありますね。彼女も設定通りにエドガー先輩と結婚まですれば、もっと存在をアピールできるんですけど、小説でもそこまで語られていないからなぁ。
次回予告
ついに最終回です。話自体は一旦終わりますが、ナイツマの世界はまだまだ続きます。おそらく第2シーズンを匂わせるような終わり方が予想されるのですがどうなることでしょう?
来週まで楽しみに待っています。
でも、最終回のサブタイトルは絶対にKnight’s & Magicだと思っていたんだけど。
もうアクションフィギュアとか贅沢言いません。プレバン限定でもいいからTRPGやボードゲームの駒のようなミニチュアフィギュア出ないかなぁ……