本日放送のニコ生岡田斗司夫ゼミの冒頭でこの作品について話題に挙げていたので、作品に興味を持っていない層にも一度は見てもらえる可能性が出てきました。
こういう作品に興味を持っていなかった層からの視聴は大事にしたいですね。
さて、ナイツ&マジック第2話の感想です。
【ナイツ&マジック】アニメ版第2話で感じたこと
初OP
これが初のOP放送ですね。楽曲はロボットアニメ的なモノではなく、流行りの作品に対するタイアップ的なアプローチのものが用いられています。合うかどうかはランナー次第視聴者次第。
ただ、OP映像は意外と情報量少なめ。まだ出てきていないシルエットナイトを先に出してきているので1クールの放送枠内で特殊OPを使用しての物語を盛り上げる演出は無さそうです。
ストーリー
この第2話まで先行上映回で観たので詳しい内容についての感想は特になし。でもやっぱり展開は早いなぁ。
2クールあればベヘモスまで、もう1話使えたと思うと少し残念です。
演出
今回の感想で一番語りたかったポイント。やはり原作を知っている作品は【アニメ化した時にどのような表現がなされるのか】ということに注目したいです。
- 機体強奪から再起動
……停止したグゥエールの再起動から立ち上がり、歩行→走行→機動→戦闘と、どんどん動きが良くなっていくのが見ているだけで理解できる。正規騎士団の隊長がエルの操るグゥエールを見てその動きに驚くシーンがありますが、まさに視聴者と同じ感想です。
作品の中の【その他大勢】=モブキャラと視聴者の感想をシンクロさせるのは物語内での主人公の存在や見方を表現するのに分かりやすい演出ですね。
- to be continued
……第1話の感想に書かなかった演出なのでここで取り上げてみます。
作品世界の文字で書かれた文章がアルファベットに変換される演出が現実世界と分離した異世界ということを強調しています。ちなみにTwitter用のアイコンジェネレーターを利用すると異世界文字の変換が可能なので夏コミで同人誌出す予定の方はタイトルなんかに利用してみてください。
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予告
……実はこのロボット作りという大規模DIYこそが今作の最大の魅力だと思います。アイアンマンで一番面白いのは戦闘じゃなくてスーツ開発なのと同じ感覚ですね。
その最初のシーンである新アイデアの量産機開発は絶対に見逃せません。『ちょっとこの作品は自分に合わないかなぁ』という方でも、この第3話で描かれる開発シーンまで見てから視聴継続を決めてください。逆に言うとここが合わなければこの作品は切っても問題ありません。
ED
エンディングで走るのはアニメのお約束w
特に横視点でラスト転ぶのを見てザブングルを思い出すのは自分だけではないはず。
総評
自分は原作ファンなので楽しめているのですが、アニメで初めて見た方に訴えかけるものが少ないのが現実です。
もうちょっと作品の見どころがイコール視聴者の印象に残る場面に直結しないと円盤が売れ無さそう。
次回も期待しています。