高校生の頃は本当にテストが嫌で仕方ありませんでした。

というのも義務教育の間、感じていなかった【勉強の難しさ】を高校に入ってから初めて体験したからです。

 

自分は神奈川県民で、当時は高校入試の際に入学試験以外に中学2年生の頃に受けるアチーブメントテストというものが高校の入学判定に使われていました。

 

このテストで自分が出した点数は360点……50点満点のテストが全9科目なので平均にすると40点だったのですが、その内訳を見ると音楽だけ12点という赤点レベルで、それ以外はどれも満足できる点数でした。

 

これで慢心しちゃったんですね。それ以降、テストの成績は徐々に下降していき高校の頃の成績は中の下あたりをウロウロしていました。大学進学を考えていなかったので選択科目も受験に関係ない倫理とか取っていたし一番落ちこぼれた時代だと思います。

 

今頃になって英語の勉強やら数学の問題集を解いたりやらしていますが、【使いこなすための勉強】というのが習熟のレベルの確認に不向きでなかなか苦戦しています。

 

特に数学の習熟度を把握するのが難しいです。英語の場合は社会人になっても受けられる……というか社会人だからこそ資格として通用する公的な試験が存在しますが、数学の場合だと存在を知りません。自分の場合は高校時代文系を選択した結果、数学Ⅰまでしか勉強していないこともあり勉強自体に苦しんでいます。

 

これを考えると、【学校を卒業しても勉強は継続するべきだった】ということと【自身の学習の習熟を測るためにもテストは必要不可欠だ】というふうに思えます。

 

いえ、語学のように実際に使用するタイプの学習ならばいいんですけど、実生活に直接関与しない複雑な数学の問題なんて、テストでも受けないことには身に付いているかどうか分からないじゃないですか?

 

やっぱりテストって大事だったんだなぁ……