鑑賞情報
2022年3月6日 9:10〜
小田原コロナシネマワールド スクリーン7
E-4
2022年の26本目で3月最初の鑑賞作品。配給はイオンエンターテイメントだったのですが、週末の映画鑑賞に向けてのピックアップでたまたま見つけて小田原コロナシネマワールドでの鑑賞となりました。
それでは感想です。
3.11
【東日本大震災のドキュメンタリー映画を外国人が撮る】というシチュエーションで物語が進行するのですが、お涙頂戴というより笑いで元気にするといったアプローチはジメジメせず良かったです。
半面、画面全体から漂うチープ感はなんともしがたく、劇中でのアマチュア演技は【そういう演技】ではなく【単なる演技力不足】にしか見えません。
まぁ、完全に低予算であろう作品なので仕方が無いのかもしれませんが。
多くの人に見て欲しい
それでも【イイ話】ではあるので多くの人に鑑賞してもらいたい作品ではあるのですが、上映期間も短かったうえにスクリーン数も少なかったので多くの人に届いていないと思われます。
本当はテレビドラマとして放送するのが良かったのかもしれませんが、ヘタをしたら放送枠を確保する金額がスクリーンを確保する金額を上回ってしまう可能性すらありますからね。
そもそも劇中ですら【不謹慎】扱いされていましたし、テレビだと取り扱いづらい部分があるのかもしれませんね。
総評
65/100点。いい話だけど安っぽいし、いい話だけど浅い。
TVドラマで放送できないのであれば舞台のように安っぽさが気にならない媒体でクオリティを上げるなどの試みでも良かったように思えます。
もしくは、もう1年早く公開して【東日本大震災から10年】ということを売りにして作品に注目してもらうようにするとか……
邦画だというのにパンフも作られていませんでしたし、多くの人に知ってもらおうと思っていないし、観てもらえるとも思っていなかったのかなぁ。