鑑賞情報
2022年2月27日 14:00〜
新宿武蔵野館 スクリーン3
E-4
2022年の25本目で新宿武蔵野館ハシゴの3本目です。新宿は多くの映画館がありますけど、新宿武蔵野館やシネマカリテは他と上映が被らない作品を公開することが多いので、ハシゴをすると1日中過ごすことになったりしますね。
それでは感想です。
今日のマッツ・ミケルセン
完全に役者目当ての鑑賞ではあるのですが、女性人気どこか耽美で声や仕草にも色気のある通常のマッツとは異なり、無口で無骨な軍人で違和感があります。いつもの彼を期待している人にとっては期待はずれかもしれませんね。
ただ、イメージの大部分は今作のビジュアルが現役軍人に振り切っている関係ですし、なんやかんやでかわいい部分も見せてくれるのでその点は満足です。
意外性のあるストーリー&ギャグ
都合のいいストーリー展開ではあるのだけど、とにかく先の読めないストーリー展開と随所に挿入される笑いで楽しませてくれます。
タイトルの【ライダーズ・オブ・ジャスティス】というのも今作で敵となったチームの名前。復讐自体が勘違いで完全なとばっちりで壊滅させられる印象の薄いタイトルではあるのですが、ラストシーンにある意味別の視点でのライダーズ・オブ・ジャスティスが達成されます。
登場人物の数学者が確率や統計を駆使して話が進行していく中、そんな計算とは関係ない中で事態は展開していきますし、ラストは関係の薄いところから可能性が繋がります。
ただのドンパチ映画のストーリーで唸らせられるのは【してやられたw】と感心させられますね
総評
80/100点。作品自体はB級ですが、不覚にも感動してしまいますし笑えます。
今回は強面のマッツではありますが、ラストはクソださクリスマスセーターを着て隠しきれない可愛さも見せてくれますし見どころばかりです。
ソフトを購入するまではいきませんが配信が始まったら絶対に見ます!
……リーアム・ニーソンもこういう脚本で演じてくれないかなぁ。
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