映画【コーダ あいのうた】感想

鑑賞情報

2022年2月6日 15:25〜

TOHOシネマズ小田原 プレミアスクリーン

C-6

2022年の15本目。偶然なんだけど一本前に観た【ノイズ】と同じスクリーン、同じ座席での鑑賞です。気に入っている座席が定まっている映画館だとこういうことってよくありますよね?

それでは感想です。

 

タイトル

コーダ(CODA)はWikipediaによる

コーダCODAChildren oDeaf Adult/s)とは、きこえない・きこえにくいをもつきこえる子どものことを指す[1]。両親ともきこえなくても、どちらか一方の親だけがきこえなくても、また親がろう者でも難聴者でも、きこえる子どもはコーダとされる。

という意味だそうです。

その中でも今作の主人公は自分以外の家族全員の耳が不自由ということで特に負担の大きいタイプのコーダになりますね。家族がそれ以外とコミュニケーションを取るための手段の全てを一人で担うことになりますから。

それにしても【あいのうた】という日本語の副題はどうなんでしょうか?邦題にはしばしばこの手の副題が付けられますがコーダという専門用語への関心を薄れさせてしまうという意味でも邪魔だと思います。検索的には意味があるのかもしれませんけど単純にダサいです。」

 

興味深い世界

自分の知らない世界に触れられるのは興味深いです。50前だというのに自身の周りで耳の不自由な人との関係は記憶にないくらいに少なかったですから。

ある意味、外国語以上に馴染みのないコミュニケーションを操る人ということです。

そんな人でも人並み以上に性欲があったりして良い意味でイメージを裏切られる描写があったりして面白いです。よくよく考えたら周囲に対して自身が発する音に対して無頓着になりそうなので、耳の不自由な人ならセックスもデカい音出しそうだし、公共でもデカい屁をこきそうですねw

 

あと、手話というコミュニケーションに対しても耳の不自由な人同士での手段というイメージがあるんですよね。最近だとフリック入力のように高速で文字入力できる手法も発達していますので。

NHKの番組で手話を行っている場面も見かけますが、私の場合『そこは普通に字幕でいいんじゃない?とか思ってしまうクチです。今作でも兄はスマホの文字入力でのコミュニケーションをとっていたことですし、今後手話は廃れていくのかもしれませんね。

 

映画力

ただ、そんな興味深い世界を単に表現するだけでなく、圧倒的な説得力を持つ画の力で見せていることがこの作品の素晴らしい部分だと思います。ストーリー自体は普通に感動できるのですが、物語に説得力を作るのは私達でも耳の不自由な人達でも理解できるビジュアルですからね。

可能であるのならこの作品を無音声で観てみたいですね……本当の意味で耳の不自由な人の世界を知るという意味でも。

コンサートのワンシーンで家族の視点で見た実際に無音になる演出がありましたが、この作品を耳の不自由な人達の視点で見た無音声の映画なんか作ったら面白いかもしれません。

 

総評

85/100点。普通におすすめしたいし、アクションは無くても目の離せない作品です。

この作品の基となったフランスのオリジナル作品【エール!】も視聴したいと思います。

 

2022年映画鑑賞LINK

マサカズ

otagoto.com

アニメ&SF映画、ネット小説好きのオッサンです。

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