本日【Dジェネシス ダンジョンが出来て3年】のコミックス2巻と小説5巻が同時発売されました。

私はどちらも購入しているので感想を残しておこうと思います。

 

 

コミックス2巻

絵柄に目を引くような華は無いけど(失礼)、原作絵を再現した基礎画力の高いコミカライズは納得の出来です。私は電子版で購入しているのですが、夜勤の休憩時間にダウンロードして読むくらい気に入っています。

エースで連載中の作品なのですが、作者の前作(原作付きコミカライズ)は展開が早いうえにブツ切り丸出しの打ち切りに近い終わり方だったので今回は長く続いてくれるといいなぁ。

原作の密度も高いうえにマンガになっても展開が丁寧なので安心はしているのですが。

 

小説5巻

楽しみにしていたファントム様(笑)お披露目回。

ここで、なろう版とは展開を大きく変えてきたのですが、実はなろうでの該当エピソードは私のお気に入り回で何度か読み返しているので小説版の新展開はちょっと残念。君津二尉とのやり取り&彼女のファントムに対するあこがれやファントムに遭遇した人々……特にサイモンとキングサーモンの反応なんかも無くなってしまってデビューの規模が小さくなってしまいましたからね。

この作品、細かな展開の割りには以前に書いた部分と齟齬が出ていることに気付かずに矛盾を放置したまま続いてしまったりするので、今後はなろう版と書籍版の二通りの展開で作者とそれを読んだ読者が混乱しないか心配です。

 

とりあえず、今後も注目の作品ですね。