基本的に電子書籍はスマホや電子書籍リーダーなど自分専用のデバイスで読むための商品です。

そのため、これまでの書籍にあった【貸し借り】という利用方法がとれません。多少価格を落としているとはいえ、家に一冊どころか読者一人につき一冊必要となるとかえってコスパが悪いです。

いっそのこと個人間でも電子書籍の貸し借りができる機能があったら面白いのになぁと思いました。

 

 

たとえば、電子書籍を友人に貸したら、貸している側は該当書籍を自身で読むことが出来ないというのはどうでしょうか?

また、借りパクを防ぐために一定期間を過ぎたら借りている側は自動的に読むことが出来なくなり、貸している側に読書権が復活すると便利ですね。

それと、借りて読んだ本を気に入って購入したくなった時のために巻末に自動的に購入用リンクが用意されたり、無料で読めるので書籍の途中に出版社側が用意するリンクを挿入する機能とかあると実質タダ読みされてしまう出版社側にもメリットを提供できるのではないでしょうか?

まぁ、現在の状態の方が出版側にとって都合がよいのでこのような読者目線の改善が行われることは無いのでしょうが、いずれはこういう機能が必要になってくる時があるかもしれないということを出版社は頭の片隅に置いておいて欲しいと思います。

そうでないと全ての本がデータとなった未来、【本を所有する】という意識すらなくなって全ての本がサブスクという未来が来てしまうかもしれないですからね。