鬼滅の刃やエヴァなど人気があってタイミングが合えば映画はロングラン上映されます。それとは逆に人気薄で興行収入が惨敗だったり、大ヒット間違いなしの大作の上映が多数控えていたりすると、映画の上映期間はどんどん短縮されていきます……まぁ仕方のないことですね。

でも、映画の賞を受賞したり、出演者が亡くなったりで再評価されると上映期間中には人気の無かった作品でも新たな需要が生まれたりします。

シネコンでも新作以外の映画を上映しても良いと思います。

大手のシネコンでは1年を通して【午前十時の映画祭】というイベントを行って昔の作品を上映していますが、そこまで大げさにしなくても少し前の名作映画なんかは普通に上映スケジュールに組み込んでいいと思うのです。

昔とは違って上映作品もデジタルデータなのでデカいフィルム巻を映画館ごとに管理保存することもないですしね。

今、上映するべき作品も劇場の責任者やスタッフなど好きで映画館で働いている人の意志で決めればいいですし、判断に自信が無いのであれば【ドリパス】の上映リクエストランキングを参考にすればいいのです。

他にも人気作の続篇公開に合わせてシリーズを上映したりと、やりようはいくらでもあります。

 

昔でいう【名画座】という形態が減っていった現在、シネコンだって名画座的な興行をすればいいのです。