6月13日、TOHOシネマズ小田原で3回目となる【シン・エヴァンゲリオン劇場版 】の鑑賞をしてきました。

お目当ては入場特典のEVA-EXTRA-EXTRA】です。これを目当てとして他の新作映画が多数上映されているのにもかかわらずTOHOシネマズ小田原では一番広い1番スクリーンで上映されていましたし、客の入りもなかなか健闘していました。

とりあえず観客は多かったのですが十分な数量も用意されているようでしたので無事特典もゲットできました。今回は変則的ではございますがこの特典について語ってみようと思います。

スタッフ本

冊子のジャンルとしては、この界隈でいうところの【スタッフおつかれさま本】になります。アニメスタッフで同人活動をやっていたりするとスタッフに声をかけてコミケに合わせてスタッフで同人誌を発行して少ない給料をカバーするセルフボーナスを得るための手段にしたりするのですが、最近ですとこういった特典として使用される機会も多いですね。

 

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』前日譚

今回の特典の最大のウリでファンがこの小冊子を欲しがる最大の理由である漫画 “EVANGELION:3.0(-120min.)”なのですが、正直期待ハズレだったかもw……というのも【Q前日譚】という触れ込みがQに至るまでの話どころか正式タイトルどおりQの始まる2時間前のマリとアスカのやりとりを描いただけの作品だったからです。

前日譚とか言われたら、どうしたって破とQの間にあった出来事について書かれていると思っちゃうじゃないですか。

……キャラクターの作画は【序】の作画監督である松原秀典氏なので絵はいいんですけどね。あ、もう一人作画にカウントされている前田真宏氏は背景なんかを担当しているのであまり印象には残らないかも。

 

これから入手するには

田舎のそれほど観客の多くない映画館であれば今週半ばくらいまでなら入手できるのではないでしょうか?近所で上映されていなかったり、すでに配布が終了しているためにオークションなどで入手するには、まだ価格が安定していないのでもうしばらく待つ必要がありそうです。

現在2000円台半ば以上の価格で取り引きされていますが、一ヶ月ほど経ちましたら2000円弱くらいで安定するのではないでしょうか?まぁ映画鑑賞と共に受け取るのがおすすめです。

 

総評

コンテンツとしてそこまで重要な内容でもないので熱烈なファンでもないかぎり持ってなくても問題はないと思います。公式のスタッフ本ですと劇場版幼女戦記5週目の入場特典の方がコレクターズアイテムとして秀逸ですし、同時期に配布されている入場特典ですと劇場版の映画大好きポンポさんの描き下ろしコミック前・後編の方がうれしいです。

もらえるだけでありがたいですけどね。