最近、万年筆の使用を再開しました。現在使用中のインクはペリカンの4001ロイヤルブルーです。

ただ、このインクは以前使用していた物の残りなのでもうすぐ使い切りそう……次にはド定番のパイロット万年筆用インキブルーブラックが控えています。

(送料がかかるし文房具を取り扱っている店舗ならどこでも買えるのでAmazonで買わないように)

 

気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらも黒インクは選択していないんですよね。

万年筆の線って初めて使った時、想像以上に太く感じませんでしたか?……まぁ私が最初に選んだのが中字(M)だったからなのですが、万年筆のペン先のビジュアルからは想像しなかった太さに【壊れている?】とか【使い方が違うの?】なんて思った物です。

これは万年筆を使うより先にマンガ用のGペンやかぶらペンを体験済みだったからかもしれません。いえ、さすがに丸ペンよりは太い線になるとは思っていましたよ?

 

この太めの線の色が黒だと、文字の主張が強すぎて書いたノートを読み返したくなくなるのです。黒インクを使ったノートが意識高い系でお馴染みのブランドでバリバリに裏抜けしたのも理由のひとつです。

その点、ロイヤルブルーやブルーブラックといった青系のインクはほどよい主張で紙に過度な主張をしませんし、私のような汚い字でもそれっぽく読めるように見せてくれます。

また、海外の公式な文章だとコピーとの差を作るように黒を避けたインクで署名をするという話をどこかで聞いたことがあります。オリジナルのノートを残そうと思うのであれば複製が容易な黒インクを避けた方がそれっぽいです。

一応引き出しの中には顔料系の黒インクも残っているんですけど、たぶん劣化してしまっているんだろうなぁ……