私の住む町には一日葬や直葬などの小規模な家族葬に対応する葬儀場があります。

ここ数年で親戚の叔父や祖母など3回ほど利用していますが、特に不満な点はありません。

ですが、こうした簡易的な【お見送り】をする場所はあるのに法律で絶対に行わなければならない火葬については従来より存在する規模の大きな火葬場を利用しなくてはならないというのは不思議です。

いっそ、小規模な火葬場も作ってみればいいのに。

おそらく、昔から使っている火葬場で過不足なく済んでいるからなのだろうか、新しい火葬場の建設についての話は聞いていません。

昔は周辺住民の反対抗議の立て看板とか見かけたこともあったんですけどね。

 

さて、規模の小さい火葬場というのは遺体処理(という書き方は不謹慎ですが)に特化した設備です。

少なくとも弔問客を多数受け入れるスペースが省ければ火葬場は今ほど規模を大きくする必要は無いと思うのです。

そういったスペースの規模を小さくする代わりに排煙処理などの周辺住民にかけてしまうかもしれない迷惑な面の削減に力を入れることが新しい火葬場のメリットになるでしょうしね。

最終的には複数の家族葬に対応する葬儀場と契約して格安で火葬を受け持つ設備を役所で用意できれば手続きや費用の面でも理にかなった施設になるのではないでしょうか?