映画【ジョジョ・ラビット】感想

鑑賞情報

2020年2月16日 13:45〜

TOHOシネマズ海老名スクリーン6

F-8

ナイブズアウトに続いて【ジョジョ・ラビット】を鑑賞しました。楽しみにしていてムビチケを事前に購入していた3作品を連続して鑑賞するのは注意力も落ちるし、ちょっともったいなかったかな?

それでは感想です。

前提条件を理解すると正しく捉えられる

もう半年以上前の作品ですし、話題作でもあったので色々な感想を読むことが出来ますが、物語の序盤でケガをしたジョジョの前提条件について書かれているものをあまり見かけなかったので、あえて書いておくことにします。

手榴弾で吹き飛ばされたジョジョが退院後に鏡に向き合い傷を気にする場面がありました。

この作品を観ていて【ちょっと傷跡が残っているかもしれないけど、十分かわいいと思うんだけど?】なんていう感想を持ってしまう人は、この作品が合わない人です。

実際にはジョジョの顔は吹き飛び、とても表を歩けないような状態だと思います。事故後に彼を見る周囲の人たちの接し方は明らかに変わりますし、ヒトラーユーゲントの女教官だって【ピカソみたいな顔】とか言っているでしょ。

 

この映画に出てくる、ほんのちょっと傷跡の残ったジョジョの顔はイマジナリーフレンドとして登場するヒトラーと同じようなものなのです。

 

だからこそ、母親やチビで小太り眼鏡の友達が変わらず接してくれたり、匿われていたユダヤ人少女と立場や見た目を超えた人間の本質みたいなモノによる理解が生きてくるのだと思います。

 

これからのジョジョを想う

脳内ヒトラーは吹き飛び、戦争も終わりました。

同時にジョジョは嫌でも現実に向き合わなければならないんですよね。

父はおらず母親も処刑され、匿われていたユダヤ人の少女と2人だけ……脳内ヒトラーがいなくなったことにより、本当の意味で自分の醜い顔をも受け入れなければならないのです。

戦争が終わったからといって前途多難。夢だったダンスでつかの間の幸福を味わっているかもしれないけど、ぶっちゃけ救いがあるのかは不明です。

総評

78/100点。

主要キャラの演技も素晴らしく、良い作品ではあるのだけれど、厳しすぎる現実に打ちのめされそうです。

ハッピーエンドが難しいのであれば最後に醜いジョジョの素顔を見せて観客にトラウマを与えるくらいしてくれてもよかったのに。

そんなことしたら今ほどの評価は得られなかっただろうけど、間違いなく記憶に残る作品になりましたよ。

マサカズ

otagoto.com

アニメ&SF映画、ネット小説好きのオッサンです。

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