映画【9人の翻訳家 囚われたベストセラー】感想

最近は乾燥の前に鑑賞情報を書いていたのですが、事前にネットで予約をして鑑賞したのではなく映画館で直接ムビチケを使用したので手元に履歴が残っていないんですよね。

先日レンタルで見返したので映画館で鑑賞した時の第一印象と比べながら感想を書いてみます。

【バレバレ】というか……

一応ミステリーというカテゴリーの作品ではあるんだけど、話の展開自体は作品をつい深読みしてしまうタイプの人間であれば想像できたのではないでしょうか?

これは【最初から犯人というか黒幕はコイツだよ!】といったバレバレの展開というより、【主犯はコイツ】と確定させてからが話のキモだったので【犯人を予想する】楽しみを求めるミステリーファンには合わないのではないでしょうか?

その後の問題点

残念だったのは主犯が明かされてからの展開。

この作品にモデルがあったとしても劇中の作品は実際には読むことのできない架空のベストセラーシリーズの最終巻です。

その執筆と翻訳にまつわる裏のエピソードがこんなラストの辻褄を合わせるだけに存在するような取って付けたような説得力のないエピソードでは、【デダリュス】という作品の説得力も出てきません。

映画デスノートの続編は【バカの頭脳戦を見せられるw】とか言われたりしますが、本作でもここまでとは言わないけど近い印象を与えてしまいます。

家で見ることによる印象

……にもかかわらず、映画館ではなく家で見ると なんとなく見れてしまうのが面白い。

これは暗い中で大画面で作品に集中した結果、アラが見えてしまって仕方のない映画館での鑑賞とは異なり、多少注意力が散漫になりつつも、適度にアクションがあったり、場面転換やどんでん返しで見ごたえがある分、家庭での視聴に適しているのではないでしょうか?

それでも過去のシーンのルックを変えて(セピア色調にしたりソフトフォーカスにしたりですね)分かりやすい見せ方はした方が良かったんじゃないかなぁ?

ありきたりな演出ということで、そういった表現を使いたくないのであれば、時間軸を変えるための明確な転換部分を作中で見せるべきでしょう。

 

総評

60/100点。

劇場でお金を払ってまで観る作品ではないかもしれないけど見れば楽しめる作品です。

個人的な意見としてですが【ちょっと自分のイメージにあるフランス映画っぽさは無いなぁ】とか思いました。

マサカズ

otagoto.com

アニメ&SF映画、ネット小説好きのオッサンです。

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