映画【だれもが愛しいチャンピオン】感想

鑑賞情報

2020年1月25日 10:50~

ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター2

E-6

 

半年以上前に鑑賞した作品なのでノートのメモを見ながら感想を書きます。感想に新鮮味というかライブ感が出ないのは仕方のないことですが、溜めちゃった自分自身の責任だからなぁ……

まぁ、冷静に語れているのかもしれないので、この辺りは主観の問題ですかね?

 

弱小スポーツチームもの

がんばれベアーズや飛べないアヒルなど一定の需要のある作風です。

手を変え品を変えこういった物語が作られるのは需要があるからなのでしょう。この作品では弱小チームのメンバーに知的な障害を持つ人達を据えることによって障害を笑い飛ばしてしまうところに強さを感じます。

最近のハリウッドでは【多様性】というものを重要視していますが、社会的弱者である知的障害のある人達から目を背けることなく真正面からとらえ、なおかつ笑いに直結させているような作品はなかなかないですからねぇ。

 

ここでしか見られない人達

作中に登場するチームのメンバーはこの映画のためにオーディションで選ばれた実際に障害をもつ人達。

よくもまぁ、これだけのメンバーを集められたものだと感心してしまいます。映画【ウィロー】で主役を演じたワーウィック・デイヴィス氏は自らと同じ小人症の俳優をマネジメントする芸能事務所を経営していますが、この分野ではさすがにマネジメントは難しいですからね。

脚本に組み込むのも無理が生じるので、今後も障碍者がキャスティングされる映画というのは専門性の高い作品しか出てこないでしょう。

代わりにどれも名作の予感がしますが。

 

目指すのは勝利だけじゃない

素晴らしいのはラストの試合の結末。

結局、試合の結果に拘っていたのは主人公のコーチだけで障害をもつメンバーは試合が出来たこと自体に満足する。

変わるべきなのは障碍者ではなく、それを取り巻く健常者だと訴えてくるわけです。

ここは日本のスポ根モノの作品では出てこない発想ですね。

 

総評

80/100点。ちょっと甘めかもしれないけどシンプルに楽しめたのは事実。

ちょっと長く感じられたので、編集で100分以内にまとめて上映していたら文句なしかもしれません。

もうちょっと多くの人に観てもらえる規模だったらよかったのにね。

……レンタルのリンクです。一度見てもらえるとうれしいです。

 

マサカズ

otagoto.com

アニメ&SF映画、ネット小説好きのオッサンです。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です