鑑賞情報
2020年9月5日 14:35~
小田原コロナシネマワールド シネマ6
E-5
今年の初めから映画の感想を溜めすぎてしまったので順不同で書いていくことにしました。
とりあえず最も新しく鑑賞した作品の感想を書いて作品についての記事を書く際の勘を取り戻そうと思います。
それでは感想です。
映画ではない
実はムビチケまで購入した作品だったのですが小田原コロナシネマワールドで上映するということで鑑賞を待っていた作品でした。
でも鑑賞後の感想は【ガッカリ】というのが正直な所です。
プラド美術館そのものに焦点を当てたいのか、所蔵する作品について語りたいのかがブレまくっているうえに説明不足。
好きすぎてテンションが上がってしまい、一般人に上手く説明できないファンみたいになっています。関係者であるならそこは冷静に語ってもらいたいです。
それと膨大な所蔵品をウリにしていますが、その割に例として挙げている作品は少数で、なおかつしっかりと見せてくれません。
これを映画と呼びたくないなぁ……かと言ってPVとして見ても不満が残ります。
どうすれば良かったの?
個人的にはディスカバリーチャンネル的というかNHKのクローズアップ現代のような切り口を期待していました。
ていうか今作の映画パンフレットに掲載されている解説!
この解説を映像化できれば正しい意味で【プラド美術館 驚異のコレクション】というタイトルにふさわしい作品に仕上がったんじゃないかなぁ?
少なくとも謎のフラメンコよりは意味のあるシーンになったと思います。
総評
30/100点。最悪パンフレットさえ入手すれば映画は観なくてもいいです。もうちょっと映画として成立させようとする作品作りを心掛けてほしかったです。
所蔵品やハコの凄さに頼っただけ……なおかつそれらの凄さも伝えられていないというのは擁護できません。