大抵の大手シネコンでは劇場内へのフード&ドリンクの持ち込みを禁止しています。
ですが、実際のところペットボトルを持って入場する人は多いですし劇場係員も注意しません。禁止事項といえど形骸化しているというわけです。
それならいっそのこと入場口の内側に自動販売機を設置してもいいんじゃないでしょうか?
別に販売価格を安くする必要はありません。普通の価格で販売すればいいのです(行楽地のように高値での販売は論外です)。
コンセッションのフード&ドリンクが高いから持ち込むワケで、劇場内で普通の価格で購入することが出来るのであれば客は劇場内で購入するでしょう。
ちなみにコンセッション自体は現在のレンジで温めるだけとかサーバーから注ぐだけといったメニューから駅構内にあるフレッシュドリンクスタンドとかスタバレベルのドリンクを提供したり、コンビニフードレベル……映画館で例えるなら立川シネマシティレベルの物を提供すればいいでしょう。
映画館の売り上げのメインとなる商材なのは理解出来るのですが、あれで利益を出そうというのはちょっと考えが甘いんじゃないかな?
ポップコーンセットで比較するとTOHOシネマズで680円、イオンシネマで730円、109シネマズで750円とかなりの高額です。この価値に見合う商品を提供できるのであれば問題ないんですけどとてもそうは思えませんからね。