映画【イエスタデイ】感想

鑑賞情報

2019年 11月3日 13:30〜

TOHOシネマズ海老名 スクリーン7

E-8

無料鑑賞4本目はイエスタデイです。

この作品のことを知ったのは映画上映前の予告編でしたが、初めて見た瞬間から鑑賞決定でした。ファンの方もさることながら日本人にとっても親しみやすい内容なんじゃないかなぁ?

 

それでは感想です。

 

ちょっと雑だけどいい話

 

鑑賞してみて最初に思ったのは【悪人がいない“いい話”を描きたいのは分かるんだけど、ちょっと話が雑だよなぁ】ということ。

いい話を求めすぎた結果、ストーリー自体は【どうでも】いい話になってしまっている気がするのです。

 

期待値が高かっただけにこのストーリーは残念でした。この映画のテーマが何なのかは深く理解していませんが、世界の一斉停電によるアクシデントでそれまでと異なる世界になってしまった理由付けとか、主人公に以前の世界の記憶が残っている理由などの【割と重要かもしれないけど物語とは直接かかわらないであろう問題】についてはまるっとスルーしちゃうのは作品世界に対して誠実じゃないと思うんですよ。

単なるマクガフィンと捉えるには重要すぎますからね。

 

ビートルズの再認識

 

私自身は忘れたころに曲を聴くくらいしかビートルズと関りはありませんが、昔から追いかけている熱狂的なファンは今作についてどう思っているのでしょうか?

監督のダニー・ボイルと脚本のリチャード・カーティス自身は【これは、ビートルズへのラブレターだ】と言っているんだけど、本人たちの意気込みとは裏腹にビートルズの楽曲が単なるキーアイテムとしてしか機能していないんじゃないか?

 

にわかというか軽度のファンが語るにはおこがましいけどメンバーあってこそのビートルズだと思うんですよ。特にソロだとオリジナルは優れた楽曲でも魅力は半減してしまいますからね。

 

エド・シーラン

 

逆に個人的に評価が上がったのがエド・シーラン。本人役ということでどうしても劇中のエド・シーランを本人と重ねてしまうものだから主人公ジャックとの即興音楽対決の結果については物凄い感情移入をしてしまいました。

 

ラストもジャックに対して折られたプライドとかわだかまりがあるうえで協力をしていますからね。

 

彼の音楽はYouTubeで聴くくらいだったけどCD買いたくなりましたよ。

 

……それにしても、これだけの大物ミュージシャンにこんな役をやらせてしまうダニー・ボイルは鬼だなw

 

ジョン・レノン

 

完全な不意打ち。楽曲的には?な部分もあったけど、ここを見ると確実にビートルズ愛が感じられます。

ところでジョン・レノンが生きていたのはビートルズが存在しなかったからなのか?それともオノ・ヨーコと結婚しなかったからなのだろうか?……船乗りをしているという設定だったので父親と疎遠にならなかったからというのが一番の理由だと思いますけど。

 

ところで劇中では語られていないけどジョージ・ハリスンは奥さんをエリック・クラプトンに取られなかったのだろうか?

 

演技

分かりやすい表情の演技でテレビドラマを見て楽しむような気軽さがあります。

物事の裏側とか隠された内面とかを読み取ることなく素直に受け取れば伝わる感情表現は最近のアクション以外の作品だと珍しいかも。

 

キャストでは上記のエド・シーラン以外だと、とにかくエリー役のリリー・ジェームズがいいです。

 

やっぱりガーンジー島の読書会の秘密は観ておくべきだったか……

 

それにしても、ジャックは彼女への恋愛感情に気付いていないのかあえて見ないフリしているのかは分かりませんでしたが、そこら辺も日本のラノベ的ですね。

 

総評

65/100点。劇場で消費される数多くの【いい話】止まりだったのは残念。

それと、YouTubeにアップされている【TV番組に出演時、即興(という形)でサムシングを弾き語りする】シーンがカットされたのはガッカリ。

 

ただ、これなら円盤出たら買って楽しめるかもしれないので、劇場で観る機会がなくてもレンタルはチェックしておいた方が良いかもしれませんね。

 

 

 

マサカズ

otagoto.com

アニメ&SF映画、ネット小説好きのオッサンです。

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