最近はすっかり通う頻度が下がってしまったのですが、今でも2ヶ月に1度は漫画喫茶で見逃していた話題作や定番作品の続刊を読んでいます。

 

ただ、この出版不況の中でも日々刊行され続ける漫画の発売ペースに漫画喫茶が追いついていないのではないでしょうか?

 

店舗側としては最新作は可能な限り用意して客のニーズに応えたいとは思っているのかもしれませんが、その調子で本を増やしていけば、蔵書(って書き方もアレだなぁw)は容易く店のキャパシティを超えていきます。

 

人気作品は新刊発売時に複数冊用意する店舗もありますし、取り扱っている雑誌の種類が増えてもスペースが削られていきます。権利問題もあるので電子書籍を使用するのも難しいでしょう。

 

いっそ大きな図書館のように、普段は表に出さず裏の書架にしまうことも検討した方がいいのかもしれません。店内のPCで蔵書の現在位置を検索して、表に出ていなかったら店員さんに取ってきてもらうという形式です。

 

ちょっと面倒で気楽に頼めませんね。……店側としても夜中の営業時に少ないマンパワーをこのような手のかかる作業に取られるのは致命的ですし、よほど優秀な検索システムを導入しないことには通常業務ですら困難になりそうです。

 

とりあえず現時点でも簡単にできる対処法として完結済みで巻数が多く、あまり読まれていないような作品は本棚に背を見せて並べるのではなく、書店やブックオフのストックのように足元の引き出しに入れるというのはどうでしょうか?

 

いつか漫画喫茶で電子書籍が使えるようになるまではこの方式で乗り切って、常に新刊を増やせる余地を確保してもらいたいものです。