本日、新宿シネマカリテでハーツ・ビート・ラウドを鑑賞後に有楽町のTOHOシネマズシャンテに移動してパピヨンを鑑賞しました。

 

このTOHOシネマズシャンテ、自分が普段利用する他のTOHOシネマとは毛色が異なり、昔からの映画館のような印象を持つんですよね。

ここが昔っぽいTOHOシネマズシャンテ

 

チケットが基本対人販売

ほとんどのTOHOシネマが自分で席を選んで購入する自動券売機システムなのに対し、シャンテは窓口での対人販売が基本となっています。

しかも窓口は劇場の外に配置されています。

昔の映画館はこのスタイルが基本で子供の頃に通った小田原や平塚の映画館もこの形態でした。古くから残っている名画座系の映画館は今でもこのスタイルかな?

あと川崎チネチッタは建物の外(に近い部分)の窓口でチケットを販売していますが、ネット予約と発券機での購入がメインとなったので対人販売がメインという印象は薄まりました。

 

設備が古い

席の傾斜は緩めでスクリーンをやや見上げるタイプのレイアウト。座席自体も古く、現在のドリンクカップとは微妙に規格があっていないのでTOHOシネマで一般的に用いられるカップホルダーに取り付けられるフード用のトレイは利用できません。

席もギシギシいうし、傘立てが付いていないのでやや不便。ただし、今時のシートとは異なり背もたれがやや低めで音の通りが良い(ヘッドレストが大きいと後ろからの音響の妨げになる)ですし、シートの前後のスペースがやや広めという利点もあります。

 

コンセッションの販売も調理スペースが確保できていないのでスペースが狭く、ポップコーンは作り置きを保温のみで黄色っぽいのが提供されるし、ちょびっとチキンはレンジに入れる前の調理前品をそのままドリンクの冷蔵庫に入れて保存しているのでフードには期待できません。

昔は袋詰のポップコーンを売っていたんだろうなぁ。

 

スクリーンマスクが可動する

最近の映画館が行わなくなってしまった上映前のスクリーンマスクの可動をキチンと行っています。

私がよく行くTOHOシネマズ海老名のスクリーンマスクが動かなくなった時は軽く話題になったからなぁ。

一時期はこの劇場もスクリーンマスクの可動をしなくなったことがあるみたいだけど、こうして復活しているところを見ると古い時代の映画ファンへのこだわりにキチンと応えるために再開したんでしょうね。

 

とりあえず目につく所はこんな感じ。上映作品もミニシアター系でシネコンとは思えない特殊性を見せているので、また通うことになりそうです。