鑑賞情報

2019年1月27日 

あつぎのえいがかんkiki スクリーン2

4列目右から1番

 

ブレス しあわせの呼吸:パンフ

 

【世界一と言われた映画館】鑑賞後に近所でつけ麺食べてからkikiで2本目となる【ブレス しあわせの呼吸】を鑑賞しました。

去年夏の公開時に鑑賞予定だったのですが、近所で上映していなかったので見逃していました。感動系の作品だったので密かにアミューあつぎ映画.comシネマで上映するんじゃないかな?と期待していたのですが残念ながら映画館自体が閉館。

 

今回のkikiでの上映で予想と期待が現実となりましたね。

 

それでは感想です。

実話感動系

なんか最近、実際にあった出来事を映画化した作品を多く観ている気がします。

この物語も製作のジョナサン・カヴェンディッシュの実の両親をモデルとした映画です。名作【ブリジット・ジョーンズの日記】のプロデューサーでもある彼の実生活は映画並みに波乱万丈だったということですね。

 

アンドリュー・ガーフィールド

アメイジング・スパイダーマンシリーズが終了してからこういった役柄が多くなったというか、ピーター・パーカーを卒業したからこういった役者に戻ったというか、そんなカンジ。

 

本人のイメージに合わせたせいか、【ちょっといい人】すぎるキャラクターばかりを演じてしまっている気がするんですよね。

 

個人的にはもう少しアクのあるキャラクターにもチャレンジしてトム・ハンクスやジム・キャリーのような俳優になってもらえると今後の出演作品も楽しみになってくるのですが。

 

とりあえず、今作でも多発したお得意の【ニカ〜】とした笑い以外にも印象に残る顔芸のパターンを編み出してほしいですねw

 

脚本

この作品は呼吸器付き車椅子の開発までがヤマなのは分かるのですが、その後の人生の描写が少し駆け足になってしまったのは残念です。

 

旅行先でのアクシデントによる現地の人たちとの心温まる交流や、工場のような病室で管理される全身麻痺の患者たちなどのゾッとする描写など見所はあるのですが、もうすこし掘り下げて欲しかったかもしれません。

 

総評

70/100点。ホント実話系に弱いなぁ。そういえばアンドリュー・ガーフィールドはハクソー・リッジでも実話系作品の主人公でしたね。

 

【戦場で敵兵を殺さず帰還したらポリオで全身麻痺】みたいに話がごっちゃになりそう。

 

感動系でも、ちょっと違うスタイルの映画も観てみたいですね。