普段読んでいる小説はなろう系のラノベな自分ですが、話題になった作品や本屋でパラパラとめくって興味を持ったものは普通に読んでいます。

一旦自身で確認をしないと購入に至らないので数は少ないのですが、それでも読書を趣味としていない普通の人と比較すれば多読な方でしょう。

 

でも最近、一般の文芸作品とラノベの境界線が薄れているように感じるのです。

ラノベの話

元々、ラノベと一般文芸の差は【表紙&挿絵】ぐらいの物でした。

 

それがあかほりさとるの時代から内容が表紙に寄っていってマンガ、アニメ的になっていったのです。

その内容もネット小説発の書籍化が一般的になったおかげでテンプレ展開と同じように多様性も見せるようになりました。

 

結果として、その多様性の中から一般文芸と遜色ない物も生まれたのです。

 

一般文芸の話

一方、一般文芸は【より手にとって貰えるよう】に表紙や挿絵を有名イラストレーターや漫画家にお願いしたり、人気が出てドラマ化、映画化するようにもなりました。

 

結果として双方が歩み寄ったジャンルの作品が生まれたということです。

 

一般文芸>ラノベ寄り文芸>文芸寄りラノベ>ラノベ

固い>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ライト

 

といった感じでしょうか?

 

そりゃラノベと一般文芸の境界もあいまいになるよね?

 

そのうち書店のラノベコーナーと一般文芸コーナーの垣根は無くなり、【歴史小説】とか【異世界転移】みたいなジャンル分けでコーナーが形成される時代が来るかもしれませんね。