2017年10月28日。TOHOシネマズ海老名にて昨日から公開スタートしたブレードランナー2049を鑑賞してきました。やはり『前売り券は購入済みだし』とか余裕ぶっこいていないで、観たい映画はすぐさま劇場に足を運ばないといけませんね。これからは興味のある作品は可能な限り早いうちに観ることにします。

それでは【ブレードランナー2049】感想です。

この作品を観る前に

この作品は独立した作品ではありません。前作、そしてYouTubeで公開されているサイドストーリー3本を全て見てから本作に臨みましょう。自分は第1作を20歳頃に新宿の劇場で観たので今作も納得の出来なのですが、このシリーズに初めて触れる人が今作のみを鑑賞したら、トイレに行きたくなるか途中で寝るかしたくなることは想像できます。

 

3D、MX4D、4DXの必要はなし!

自分はMX4Dの吹替版を鑑賞したのですが、3Dの良さもムービングの恩恵も感じられませんでした。こんなに意味のないMX4Dを観たのはローグワン以来ですw

ただでさえ長い映画なのでじっくりと落ち着ける座席の劇場で楽しんでください。

 

吹き替えは最近の洋画によくある芸能人のネームバリューに頼ったキャスティングはされておらず、ハリソン・フォードも前作と同じく磯部勉氏で満足しています。

 

日本贔屓

前作と同じく看板や案内表示に日本語が見受けられます。前作はこの世界観が混沌とした世界を表していて面白い発想だな、と思ったのですが、今の時代にやられるとちょっと安っぽいですね。主人公Kのスピナーのナンバーからしてカタカナで【ロサンゼルス】とか書かれていますし。

 

デートムービーとして

女性客は爆睡すること間違い無しの作品。長い時間拘束された挙句に鑑賞後にカフェで話をする際も男性と女性で感じる印象は正反対だと思われます。男ならデジタルの彼女を『けなげ』と評価するけど女ならそんな存在を気にかける男を『キモい』と受け取るだろうからなぁ……

デートムービーとして使用するな!というより冷めた関係の彼女を誘って別れる切っ掛けとして観たい映画です。

 

評価

先にも書いた通り、前作に触れていれば最高クラスの続編なのですが、観ていなければポカーンなので評価が真っ二つに別れる作品だと思います。先に前作を観るか、素直に別の作品を観るかした方がいいです。

ただ同時期に公開している作品がバリー・シールに猿の惑星なので、どちらにせよ物語の背景とか前作の鑑賞が必要となります。

単体でも楽しめて、前作を観ていればより深いレベルで楽しめる作品こそ良い映画だと思うのですが、最近はそういった作品も減ってきましたね。

 


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こんな楽しめたのに万人にオススメできないのが残念です。