あとちょっとでこのお話ともお別れかぁ……
オバロみたいに総集編からの第2シリーズを期待しています。
それではナイツ&マジック第11話感想です。
【ナイツ&マジック】第11話で感じたこと
OPハイライトシーン
微妙に話が繋がっていて前回のものより熟れている感があります。完結に向けて、一話で語られる物語の密度が濃くなった結果、序盤のように原作小説版のダイジェストのような作りではなくなったからでしょうか?
これが最初の頃からOPにハイライトシーンを入れていたら【OPだけ見ればおk】とか言われちゃうところだったかもしれません。逆に言うと最初からキチンと細部まで作り込んで話数を増やせていたら、序盤からOPにハイライトシーンを入れられるくらい密度の高い話でシリーズ化できたのかなぁ?とか考えると、ちょっともったいなかったかも。
もしかしたら本当に劇場版総集編に仕上げた方が物語の密度が適正になるかもしれませんね。
新兵器
新兵器開発したと思ったらすぐさま大活躍……この物語では同じ回か次の回には必ず結果が出ますね。KUFUにもある程度のタメがあったほうがカタルシスがあるのですが早く出る結果は短期シリーズ故の宿命かもしれません。
それにしても対抗策の用意が良すぎw……これはディー先輩からの進言を受けて用意したというより、レビテートシップを見たときからエル自身が考えていたのでしょう。むしろ先輩に言われた瞬間に「こんなこともあろうかと密かに開発していた」云々言い出したのかもしれません。
ドヤ顔で得意げに秘密兵器を披露する姿……いわゆるエルネスティ・攻めバレリアである。
よ〜しメカ戦だ
地味に登場して嬉しい一番中隊エドガー先輩率いるアルディラッド・カンバーと同カラーのカルディトーレ。でも、この世界って迷彩色の概念ないんですかね?戦場の機体色に白赤緑青っていうのはどうなの?
いや、ジャロウデクの機体色は黒だし、クシェペルカは小麦色で量産機は一応目立たないカラーリングになっています(象徴たる国王、王族機は例外)。主に魔獣相手の戦闘を行うフレメヴィーラの機体だからこその機体色なのかもしれません。
ところで若旦那、今日もブラストハウリングだけっすか?
VSクリストバル
どう贔屓目に見ても弱い者イジメです本当にありがとうございました。軽くやられた後に寝返りを求めるクリストバルですが、自分が不利になってからの勧誘はいかなるものか?戦いの前にスカウトするのなら大物感があるのですが自分がピンチになってからじゃねぇ……
寝返りの条件としてのエルの返答ですが、全て事実なのに本気に取ってもらえなかったもよう。こう考えるとフレメヴィーラの開発は全てエルの存在にかかっていますね。
最後は半ば自爆のように散ったクリストバル。エルは感心していましたが、王族専用機アルケローリクスが残らなかったのは少し残念かも。
新生クシェペルカ王国
エレオノーラを女王として新生クシェペルカ王国を立ち上げました。なぜか守られる存在である王女の時は消極的で、国を率いる女王になってから甘えだすのがちょっと分からないですね。これでキッドは完全にロックオンされたもよう。小説版でもクシェペルカに出向しているみたいだし逆玉王配に向けて一直線な感じ。
ところで親方の涙(?)は甘いものが好きだったからなの?それとも姫様に憧れていたからなの?
飛竜戦艦ビーヴィル
シリーズのボスメカ登場!どうやらこの戦いがクライマックスで間違いなさそうです。
小説版から構成を変えて登場したのでクシェペルカやフレメヴィーラのレビテートシップは無く、完全にイカルガVSビーヴィルの一騎打ちになりそうです。残念ながら、話の都合上ビーヴィルを操るドロテオ・マルドネスのエピソードも語られず、オラシオ・コジャーソも開発者という立場で戦闘の場には立ち会わないのでイマイチ盛り上がりに欠けるところがあります。
でもデザイン自体は悪役っぽくてかっこいいですよね。人形(ヒトガタ)のシルエットナイトに空飛ぶ船であるレビテートシップ。エルの作ったツェンドリンブルと同じく既存の機体とは異なる発想で生まれたということがひと目で分かるデザインです。
今回の感想はこんな感じ。ラストまで目が離せません!