映画【テッド・バンディ】感想

鑑賞情報

2020年1月4日 14:40~

TOHOシネマズシャンテ スクリーン2

D-11

 

気になっていてムビチケも購入したテッド・バンディをこの手のマイナー作品に強いシャンテで鑑賞。というより、この作品の前に鑑賞したシュバルの理想宮も有楽町の映画館なので、【マイナー作品を鑑賞するのは有楽町】という図式が出来つつありますね。

 

それでは感想です。

 

限定された視点の利点と弊害

 

この作品は元祖シリアルキラー、セオドア・ロバート・バンディの事件を恋人の視点から綴ったものですが、結果として直接事件にかかわる部分は後に語られたモノとして描かれることになりました。

 

映画の演出としてはミステリー的な描かれ方になりましたし、転じてからの急展開もドラマチックになりました。

 

史実ではあるのですが物語的な面白さを演出していますね。

 

【転】開

ですが、どうしても【バンディを疑ってはいるけど信じたい】という視点から描かれているので、序盤は【本当にバンディが犯人なの?】と疑問に思えるような展開で、少しモヤモヤします。

 

それと、一連の事件が通報される切っ掛けとなったのが殺されることのなかった恋人からの電話っていうのは、一歩間違うと恋人の浮気を疑って探偵を雇うみたいで一気に現実感が増して日常にシリアルキラーが存在するのかもしれないという感覚に陥りますね。

 

実際は被害妄想の可能性も高いとは思いますが。

 

ザック・エフロン

 

ということで、ちょっと脚本や展開、演出についてはどうなのかな?と思える部分もあるのですが、この作品は主演のザック・エプロンの演技があるので持ち直しています。

 

グレイテスト・ショーマンに出ていた時は単なるイケメンかな?とも思ったのですが、そのうちケイシー・アフレックみたいな役者になりそうな予感がありますね。

 

総評

60/100点。興味深い作品ではありますが事件の発端となった経緯の解説が唐突。

残念ながら主演の演技でも脚本の弱さに目をつぶるまでには至りませんでした。

 

こういった実際の事件をモチーフとした作品は多いのですが、知られているからこそ忠実に描くべき部分と映画的な演出のバランスを考えるべきですね。

 

とはいえ、これは監督と観客(私)の嗜好の差でしかないので、これからもこの手の作品はチェックし続けようと思います。

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