鑑賞情報

2019年 12月21日 11:40〜

イオンシネマ海老名 スクリーン7(THX)

M-25

 

公開日の翌日に聖地ともいえる海老名の7番スクリーンで鑑賞しましたが、感想を書くのに1ヶ月以上かかってしまいましたし、ぶっちゃけ感想になっていません。

それでも、これを書き残しておかないと2019年を締め括れず2020年も迎えられないのでなんとかしておこうと思います。

 

それでは感想です。

 

そもそもの新3部作の意義

 

【今更そこからなのかよ!】とか言わないでw

まぁ第1作(エピソード4)は上映開始時ではありませんでしたけど映画館で鑑賞し、以来全作を映画館で鑑賞しました。このサーガの締め括りを見届けるためにも鑑賞しないという選択はありえなかったわけなのですが、思い返してみてもエピソード7~9の3部作に思い入れが持てなかったのです。

 

実際、エピソード9を初めて鑑賞した後に【年明けは吹き替え版にしようか】などと考えながら本編8作をブルーレイで見直して予習したのですが、新3部作が全然楽しめない。……いや、それでもエピソード7は割と楽しめたんだけど8で裏切られた気がして9で内容的に冒険できなくなったからなのか無難にまとめられてしまった。

 

結局2回目は鑑賞していません。

エピソード1~3なんて何度見返しても面白いんだけどなぁ……

 

今作では【スカイウォーカーの夜明け】と謳いつつスカイウォーカーの血筋は絶えるし、レイは本当にルークの意志を受け継いでいるの?名前を詐称してるだけなんじゃない?とか考えてしまってモヤモヤするのです。

ストーリーというか演出にも疑問があって、レイはうっかりでチューイ殺しかけるし、旧作の人気キャラは特に触れることなく退場してしまうし、タトゥイーンの田舎から宇宙的にまで上り詰める英雄となったルークのライトセイバーを生家に戻してしまうのは好意的に解釈するにはあまりにも時間が足りないし、この程度でパルパティーンが滅ぼせたのかなんて確証がもてない。

細部で楽しみを見出したりするには多少のニヤニヤポイントはあるのですが心に響いてこないから感情の表層を滑っていくだけで終わります。

 

結局C-3POの予告の場面が一番良かったかも。

 

総評

 

50/100点。シリーズを通して見たら評価が下がってしまいました。まぁこれでシリーズも終わりと思えば、【別れた妻がストーカーとなったけど裁判で接触禁止が言い渡された】というような【とりあえずの安心感】があります(なんちゅう例えだw)。

 

私はこれからも面白い映画をたくさん観て生きたいのです。

 

区切りをつけるという意味でも無事スター・ウォーズを見届けることができたことにホッとしています。