その昔、漫画雑誌の【ガロ】は、原稿料が0円の代わりに編集からの縛りの少ない自由な作風で作品を掲載することができました。ちなみに漫画家の収入は原稿料ではなく単行本の印税によって得られます。

ちょっと意味合いは変わってくるけど【小説家になろう】のような小説投稿サイトって、現代のガロのような意味合いがあるんじゃないでしょかね?

縛りの少ない自由な作風で作品を掲載することができるんだけど特に収入には繋がりません。収入となるのは書籍化がされてからといった部分がです。

 

そこでもう一歩先を見て考えると、電子書籍で無料で雑誌を発行するというのはアリなんじゃないでしょうか?

ただ、収入につなげる可能性を高めるため、【最新の雑誌は1ヶ月で読めなくなる】などのルールを徹底すればいいのではないでしょうか?

例を挙げてみると、AmazonUnlimitedで雑誌を発行しますが、発行から1ヶ月で内容が消去されます。期間が過ぎても読みたい場合は購入することになります。

 

また、作品の量が貯まり、単行本として電子書籍化した場合は作者に売り上げの大多数を渡します。

 

編集の人数もそれほどいらないだろうし、こういったスタイルの電子書籍の発行も増えていくのではないでしょうか?