2018年10月6日の3本目は【フリクリ プログレ】です。

オルタナの出来に納得できなかったのですが今回はどうなることやら   (´ε`;)ウーン…

 

それでは感想です。

 

オルタナよりはフリクリしてるけど

 

正直言うと、最初に【フリクリの新作】と聞いてイメージした雰囲気そのままの作品。ヘタするとラストエピソードの作画荒れすらもある意味イメージ通り(笑)

 

オルタナとはいったい何だったのだろうか?

 

ちなみにフリクリが人気で続編が制作されるきっかけとなったアメリカでは劇場版2作という区分ではなく全12話のエピソードとして発表されているのですが、エピソードの順番としてはプログレ→オルタナらしいです。

 

勝手な想像なんですけど、アメリカでは旧作の正当な続編であるプログレ(にあたるエピソード)を先に見せておいてから実験的な作りであるオルタナ(にあたるエピソード)を見せたけど、視聴者の反応が【プログレ>オルタナ】だったので尻すぼみしないように日本での公開順を逆にしたのかなぁ?

 

どちらにせよタイトルの元ネタとなったオルタナティブ・ロク要素もプログレッシブ・ロック要素も感じませんね。まぁ音楽ジャンルに詳しいわけではないので多くは語れないんですけど。

 

声優の変更と演出

 

なんで林原めぐみなんだろ?設定ではハルハラ・ハル子がハルハ・ラハルとジュリア・ジンユに分裂したのが今作のキャラクターらしいのですが、林原めぐみと沢城みゆきを混ぜて2で割らないと新谷真弓というカオスになるということなのでしょうか(笑)

 

ただ、旧作のカンチっぽいメカをオルタナではスルーしておいてプログレでは『カンチ!』と呼んだので時系列は順番通りではないのかなぁ?オルタナ→旧作→プログレという可能性もあるってことですね。もしくは冷静沈着なジンユと一緒になった結果、オルタナでは【単に似ているだけのメカ】に対して【カンチ】と呼ばなくなったとか?ナオ太由来の存在か否かとか?

 

まぁ、あんまり考えていないのかもしれないですけどね。フリクリだしw

 

クオリティ

楽曲の使い方は、有り触れてはいるけどグッときます。見方によっては【安易な使い方】とも取れるんだけど個人的にはそれでもいいと思う。

残念なのは最初に書いたラストの作画荒れ。

……もしワザとだったとしても、そう捉えてもらえない時点で演出になっていないと思います。このクオリティで物語の幕を下ろすことになるのは大きな減点対象でしょう。

最後までしっかりと描き切ってほしかったけど、よくよく考えたら本来の順番でいったらちょうど半ばなんですよね?

 

ホント演出意図がつかめなくて困ります。

 

総評

60/100点。割りと納得のできるだからこそオルタナの出来が惜しまれます。感想記事で【プログレを見てこそオルタナの評価も変わる可能性がある】と書いたのですが、ますます評価が下がったうえにオルタナの足も引っ張っています。

 

プログレだけで6話のOVAシリーズにしておけばよかったんじゃないかなぁ?