映画【響 HIBIKI】感想

2018年9月15日、フリーパス鑑賞2本目に【響 HIBIKI】を選びました。

原作は現時点での最新刊10巻)まで電子書籍で購読中です。作品自体は少し前から各所で話題となっていましたが、実は映画化決定してから読み始めました。

それでは感想です。原作を読んだうえでの感想なのでそのあたりを意識して御覧ください。

 

 

未完結作品の映画化

 

まず前提としてこの映画が【まだ完結していない作品】の映画化ということを理解する必要があります。一応作中で第二部というべき【芥川賞、直木賞編】までをまとめています。

 

 

ちなみに未完結作品を映画化する際の構成には何パターンかあって、亜人のように【映画なりのラストシーンを作り物語を結ぶ】という手法は取らず【原作通りの話でキリの良いところまで見せる】というやり方が採用されています。

 

ただ、これだと【映画化したことによって面白くなった】というより【響という作品自体が面白い】ということにしかならないような気もします。

 

キャスティング

 

この映画の最大のキモ。ビジュアルの異なるキャラクターもいますが、基本的に【正解】以外存在しないキャスティングなのは驚きです。

ただ、それだけに主役【鮎喰響】の原作漫画と実写劇場版の微妙なキャラクターのズレが原作ファンとしては気になります。コノ子、映画だとエキセントリックで攻撃的な面ばかり目につきますけど、マンガだともっと可愛い所を見せてますよね。

 

まぁこの演出なら映画で入ったファンがマンガを読んでもっと好きになるパターンなのでアリだと思います。

 

続編

 

多分、続編は無いでしょうね。【これからも響は小説を書き続ける】みたいな余韻のあるエンディングのまま終劇でいいんです。

 

それに、話をふくらませるのに必要になるであろう椿涼太郎の変態性や、関口花代子に吉野桔梗といったキャラクター自体の不在など、この一作品に集中するための作りで続編を作る可能性が見えてきません。

 

やるとしたら原作完結後にノイタミナ枠でアニメ化ってとこですかね?

 

総評

 

60/100点。作品として楽しめたかどうかでいえばもっと高得点だと思うのですが、それはあくまで原作の面白さであってこの実写映画化がどうだったかというと多少疑問があります。

 

最大のマイナス要因が響のキャラクターを尖らせすぎてしまったことかなぁ?

 

でもバランスで言ったら、この映画の見せ方が最適解だと思うので60点というのは【響】実写映画化の上限なのかも。

 

とりあえずフリーパスを利用してもう一度鑑賞するつもりです。その位は楽しませてもらえました。

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