2018年8月5日、TOHOシネマズ小田原にて【ミッション:インポッシブル/フォールアウト】を観てきました。

実は定年退職で家にいる父が久しぶりの映画鑑賞で公開初日に楽しんできたので微妙に観る気力が薄れていたんですけど、【カメラを止めるな】はTOHOシネマズで公開が開始するまで待つことにしたし、【詩季織々】は一週間後の夏休みまで待ってから行くことにしたので必然的に選択肢が狭まりました。

……【インクレディブル・ファミリー】という選択肢もあったんですけど前作を忘れちゃったので鑑賞するとしたら復習が必要なので今回はパスしました。

 

それでは感想です。

トム・クルーズは偉いよ

 

現在56歳……いい歳こいているのにここまで頑張るトム・クルーズにひたすら感心してしまいます。とにかく全て自分で演技する、ひたすら体を動かす……アンタはジャッキー・チェンか!

彼がスクリーンで体を張り続けている限りアクション映画は安泰です。

逆に言うと彼のようなムービースターが出てこないとハリウッドの将来が不安になります。

 

集大成

 

今作はいつものチームのメンバーに加え、前作の悪役……ついには昔の奥さんまで登場するシリーズの集大成的昨品となっています。

長きに渡って同じシリーズ、同じキャラクターを演じ続けているからこそできる手法ですね。

また、作品序盤で真の敵が誰なのか分からないようなストーリー展開になっているのですが、これまでのイーサン・ハントの活躍と作品が進むにつれての微妙な変化があったからこそ生まれる新たな立場みたいなものがあって考えさせられます。

 

長期シリーズとは言っても俳優の変化でリセットされてしまう007シリーズやリブートで世界観そのものがリセットしてしまうアメコミヒーロー映画では出来ない描写ですね。

 

ヘンリー・カヴィル

 

言わずと知れたスーパーマンなので、彼が出るシーンを見るたびに『弱っ!』と思ってしまうのは私だけではないハズだ……

スーパーヒーローを演じる俳優の宿命ですね。

ただ、ビジュアル面で見るなら髭を剃ってこざっぱりするより、今回のような髭を生やしたスタイルのほうがいいですね。

 

総評

 

80/100点。これまでのイーサン・ハントの活躍も踏まえたうえでの評価です。とにかくアクションやサスペンスとしてハラハラドキドキさせてくれる映画を観たいならトム・クルーズの昨品観ておけばハズレなしです。

かわりに【これまでの】シリーズを見ていないと世界観やキャラクターの描写に注釈が必要となることもあるので、これが初めてのミッション:インポッシブルという観客にはおすすめできないかもしれません。

 

ただ、トム・クルーズはこの長いシリーズと同様に新たなキャラクターにも挑戦し続けているので、この作品が合わなくてもすぐにお気に入りのトムを見つけることが出来ると思いますよ。