ついに最終回……そして第3期決定!

ザナック王子

これまでの描写で【ダメ王子と思われつつも意外とキレ者】であることが証明されましたが、ゲヘナ中の王都の見回りに直接参加することで一般市民に対しても存在感を見せつけることに成功しました。

あの似合わない鎧姿ならインパクトも十分ですねw

 

冒険者&兵士

蒼の薔薇を中心とした冒険者と兵士が炎の壁の中に進軍、悪魔を討伐し市民の救出に向かいます。

 

……逃げるやつから殺されるのはお約束です。現代のような高火力での砲火に晒されるのでない戦争なら隊列を乱さず軍(群)を構成するパーツとして参加するほうが死傷率は低いのでしょうね。

 

……ちなみに後のエピソードでアインズの魔法による高火力に晒されまとめて命を失う羽目になるのですが……

 

爪切りという称号

ブレインが読者に【爪切り】と呼ばれるエピソード。

 

この2Pコス仕様をひと目見ただけでブレインはよくシャルティアと認識できたなぁ……衣装はもとより髪色も変わっているのに。

 

ちなみにシャルティアという吸血鬼を知っていてモモンと吸血鬼の関係やマッチポンプにたどり着いてしまう可能性ということでブレインは殺害対象になってもおかしくなかったのですが、シャルティア自身が操られ、敵対し、一度死んで復活したことでブレインを忘れており最初の接触で命を落とさずに済みました。

 

その後、逃げ出した際は前話のデミウルゴスからのゲヘナ事前ミーティングで念を押された【傷つけてはならない人物=クライム】と接触したことで追撃を受けることなく無事に生還しました。

 

死の恐怖から生還できたブレインは遥か格上の存在であるシャルティアに自分の技が届いたことも相まってガゼフを超える領域に辿り着けるのかもしれません。

 

でも、いくら嬉しくても【刀で爪を斬った】じゃ第三者に伝わらないと思うよw

 

蒼の薔薇&ガゼフ

王城の守護の為に悪魔討伐に参加できないかと思われたガゼフは王自身が前線に立つということで戦力として数えられることになりました。

なんというか本末転倒な力技で乗り切った感じ。

……王様を立派と感じるか軽率と感じるかは人によって評価の別れるところですね。

 

おそらく、この戦いを無視する貴族連中からすると後者なのでしょう。

 

漆黒+イビルアイVSヤルダバオトチーム

驚きの仮面率。一見素顔のナーベも本性はドッペルゲンガーで普段の姿は仮初ということを考えると素顔のキャラは誰も居ないことになります。

 

ちなみにイビルアイと相対するために向かった(ユリ)αと(シズ)Δは属性が善寄りということでこういった布陣になったのでしょうね。属性が悪寄りなプレイアデスメンバー(現時点でセバスから離れプレイアデスに移行済み)がイビルアイの相手をすると、うっかりやり過ぎてしまう危険性もあったので。

 

楽屋トーク

モモンとデミウルゴス、今度こそ第三者の目を気にせずに詳細な打ち合わせ。アニメでは久しぶりに鈴木悟としての内情も語られて第一シーズンの頃の笑いを楽しめました。

 

それでもデミウルゴスの提案した【人間の利用】に関しては躊躇なく行なってしまえるという部分を見ると、【鈴木悟は既に人間的な心を欠如してしまっている】と感じさせます。

 

今後この物語が異世界転移モノの辿るべきルートのひとつ、【現実世界への帰還】というEDに辿り着くとしたら、彼は狂ってしまうのかもしれませんね。

 

楽屋トークその2

一方のプレイアデス極悪メンバーはこっそりとユリ&シズとイビルアイの戦闘を観戦。ナーベラルがイビルアイの名前を覚えていなかったことに対して他のメンバーからツッコまれているところを見るに、彼女は仲間からもポンコツとみなされているのかも。

 

レベル的には現時点のプレイアデスメンバーで一番高い彼女ですが、中身についてはポンコツっぷりが晒されています。

 

シャルティアもそうなんだけど、キャラクタービルドでスペック主体で作られたキャラは脳筋になる傾向にあるのかもしれません。

 

マッチポンプ終了

見せ場を作り、ヤルダバオトを撃退したモモンの活躍は、その後同じアダマンタイト級冒険者のイビルアイという立場のある実力者から語られることで広まっていくのでしょう。

 

ヤルダバオトは撤退はしたものの悪評を集め、最新刊でも【国を攻める魔王の代名詞】として登場します。

 

ナザリックの新たなマッチポンプはこれからだ!

 

王都編エピローグ

イビルアイ

報われないヒロイン、イビルアイ誕生……少なくともアインズが彼女を吸血姫と認識しない限り【ナザリックの仲間(エントマ)を傷つけた敵】として見られ続けるでしょう。

 

モモンが好きになったのであれば別れる前に自分の正体を明かすべきだったね。

 

ラナー&クライム

ラナーはある意味、今シーズン最大の勝ち組。ナザリックとの伝手も出来たので今後はより自身の望む未来に向けて生きていくことになるのでしょう。

 

クライムはといえば、成長はみせたもののラナー本性は一切知ること無く生きていくのです。

 

蒼の薔薇&ブレイン

イビルアイ、ブレイン共にリグリット(第二シーズン1話のババア)に負けたことが判明。

ガガーランとティアは復活で失ってしまった実力を元に戻すための経験値稼ぎをすることになる。

イビルアイはガガーランに指摘されるまで転移拠点をモモンの活動するエ・ランテルに設置するというアイデアに気付かず。一見脳筋なガガーランの方がチョロインベルンの嬢ちゃんより頭を使っていることが判明。

 

セバス&ツアレ

ナザリックの中では良心的なペストーニャにすら【腰掛け】と認識されてしまうw

 

ジルクニフ&フールーダ

この2人が登場したことで三期の存在が確定。

ジルの声は聞く前からみんな知ってたw

 

第三シーズン

3ヶ月挟んで早くも第三シーズン開始なのは実質分割2クール?

 

続編が見られるのは嬉しいのですが、こんな駆け足で細かなエピソードをカットされた雑な作品作りをするより、もっと本腰を入れて制作してほしいというのが正直な所です。

 

同じマッドハウス作品で言うと、【構成を適当に済ませたトライガン】ってカンジ。

 

ストーリーの範囲はこのままで、もう1クールスケジュールを取っても良かったんじゃないかなぁ?じっくり描いてもらえるのであれば劇場版総集編を挟んで第三シーズンが1年後になっても納得できると思うのです。

 

新シーズンには期待しますが、【原作が完結後の新アニメ化】という可能性も期待しています。

 

これにてオーバーロードⅡの感想終了!