去年の劇場版総集編でザリュースの後ろ姿とともにTV版新シリーズ制作決定がアナウンスされてから10ヶ月……ついにオーバーロード第2期がスタートしました。
今期最も楽しみにしていた作品……もちろん全話感想記事を書く予定です。
第1話は要素が多く書くことが多くなりそうなので分割します
場面1:番外席次
物語の始まりは番外席次と隊長(?)のやり取りから。
物語中の世界でも最強クラスのキャラなんだけど声にゆかりんをアテた時点で【最強】の説得力がハンパないです。
残念なのは、今後彼女の出番があるのか微妙なところでしょうか?……まぁ彼女の存在が明るみになっただけで周辺国との全面戦争を招きかねないから仕様がないね。
ところで、原作小説は次巻に移動すると同時に場所や時間ごと場面が変わることが多いんですけど、アニメ版も一期ラストから全く繋がりのない場面からスタートしましたね。
こういった細かい部分でも【オーバーロードっぽさ】を感じます。
場面2:リグリット&ツアー
オッス、オラババア!
驚愕CVその2。まったくこのアニメのCVはどうなってるんだ?別にポプテピピックみたいにキャスティングそれ自体をネタにしている訳でもなく、ごく自然に実力派声優を配しているのが素晴らしいです。ただ、この婆さんも出番はコレだけっぽいです。
ツアー(ドラゴン:ツァインドルクス=ヴァイシオン)の回想という形で洗脳状態のシャルティアと会敵→戦闘した場面が描かれましたが、こちらは劇場版後編の冒頭、洗脳状態の朦朧としたシャルティアの記憶の残滓といった表現で描かれたシーンが初出です。今回、ツアー視点ということでエフェクトを減らした明瞭な表現となっています。
ただ、TV版第一期ではツアーが画面上に登場していないのでちょっと分かりづらい表現になっていますね。
場面3:リ・エスティーゼ王国
リグリット&ツアーの会話からリ・エスティーゼ王国に場面転換。ガゼフとリグリットの関わりが示唆されていますが、原作小説で詳しいエピソードありましたっけ?指輪を渡したことは書かれていたとは思うのですが。
ランポッサIII世やラナー王女、クライムなど初登場キャラの紹介も無難に完了。クライムの声が悪くないのは少し違和感が……
場面4:漆黒→ナザリックへの帰還
ガゼフの会話からの場面転換……ここでようやく主人公達が登場しました。小説ではこのアニメのエピソードで描かれている【ギガントバジリスクの討伐】が冒険者達の間で偉業として語られていますが、これもマッチポンプというか予定調和な行為だったか……
帰還後、アインズと向かい合うマーレのスカートがやばい。尻のラインスレスレまで描く意味はあるのかw
そしてアルベドの表情をオチにしてOPです。アニメのよくある演出で1話は通常のOPを無しにしてED枠にOPを充てると思っていたんですけどその手法は使いませんでした。
OP
一期と同じくOxTが担当。楽曲は言うまでもないのですが、映像が明らかに一期より予算がかけられています。売り上げという結果を出しているからこそお金を使えるんだろうなぁ……
あと楽曲に併せる映像の構成は基本的に一期のそれを踏襲しているのですが、アインズとシャルティアのみだった戦闘シーンが複数になっている所に【モモンガ個人と世界の関わり】を描いた一期から【ナザリックと世界への関わり】にスケールアップしています。
ただ、結果としてアインズ個人の出番は減っていくことになるので、演出でいかにアインズの存在感を出していけるかがシリーズの課題になりそうです。
とりあえず最初の感想はここまで。最初の7分の感想で1500文字かぁ……
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