※最初、記事の途中の物を投稿してしまいました。現在は差し替え済みです。

2017年11月5日。連休最終日にTOHOシネマズ小田原にて映画【マイティ・ソー バトルロイヤル】を観てきました。

新スマホで撮影したTOHOシネマズ小田原。いい天気で原付での移動も気持ちよかったです。

連休中は医者に行ったり用事を片付けたりで時間が取れなかったので、ようやく趣味の時間が作れました。

それでは映画【マイティ・ソー バトルロイヤル】感想です。ネタバレありなのでまだの方は読まないでください。

 

映画を観るに辺り

今回鑑賞したのはTOHOシネマズ小田原スクリーン2(255席+車椅子席2/スクリーンサイズ4.5×10.9m)で2D字幕版です。最近は視界に収まる限り近くで鑑賞することが多かったので、久しぶりに目線の高さが画面と同じになる位置で鑑賞してみました。

……いや、こういったアクション作品こそ近くで見れば良かったかなぁ?

音声は字幕版を選択しましたが、途中で以前のマーベル作品をネタにした笑いどころがあったので以前見た関連作品と音声を合わせて鑑賞した方が楽しめると思います。

 

親切なテロップ

映画の始まる前に『エンドロールの後も続きがあるので最後まで観てください』的なテロップが入りました。マーベル作品はエンドロールの後に後日談とかオマケの映像が入るのがお約束なのですが、よく知らない人に配慮されたお節介なほど親切なテロップでした。

にもかかわらずスタッフロールが始まった途端に席を立つ観客がいたんですけど、コイツ、映画をボンヤリと見すぎじゃねぇか?

 

内容編(個別)

VSスルト

冒頭の戦闘シーンでみんなが知っているソーの戦闘は実はここだけ。今作では途中でムジョルニアを破壊されてしまい、戦闘シーン自体はバリエーションが増えたのですが、おなじみのハンマーアクションは後半バッサリと無くなります。

その分、この冒頭のシーンでは従来のソーのアクションを更にパワーアップした戦闘が見られます。よくアニメで槍をグルグル回して矢を防いだりするシーンを見ることがありますが、これをハンマーグルグルでやるのは見たことがありませんでした。

しかも冷静に考えると柄の下にある輪っかになった紐でブン回しているだけなので相手の火炎放射を防ごうとしたら中心の手はヤケドしちゃうじゃん!

そんなツッコミを忘れてしまうほどのハンマーアクションが楽しめるのは、この冒頭の戦闘だけ!

……絶対見逃さないようにしないとね。

 

ロキ

ぶっちゃけ彼の存在無くしてはソーは語れません。ある意味マーベル・シネマティック・ユニバースで今後ソーが出なかったとしてもロキを出さないと話が盛り上がらない気がします。

特に今作でムジョルニアが壊されてソー最大の特徴が失われてしまったので、ますますロキの存在感が高まってしまいました。

 

Drストレンジ

映画の序盤でDrストレンジとのエピソードがあるのですが、彼の実力が圧倒的すぎて翻弄されるソーやロキの小物っぷりが笑えました。キャラクターの性格的に相手を傷つけるような行為はしないんですけど、本当の実力を前回にすれば今回のラスボスすら封じ込められたんじゃないの?ってくらいの存在感を放っています。

今後の出演が楽しみです。

 

ヘラ

今作のボス。ビジュアルも美しく強さも圧倒的なのですが、ラストはあんななの?アスガルドでは無敵なんだけどアスガルド自体を壊されて負けてしまうというのがちょっとドラゴンボール的な解釈。

もし生きていたとしても今後は使いづらいキャラだったかもしれませんね。

 

ハルク

今作のハルクはひと味違います。例えるのならドラゴンボールで精神と時の部屋で修行した結果、日常的に超サイヤ人化した悟空&悟飯状態というべきでしょうか?息をするようにハルクしてます。

ハルクのまんま風呂に入ったりしていましたけど、リラックスして変身が解けたりしなかったのでしょうか?

まぁコスプレして色が落ちなくなった人もいますし、この変身はかなりガンコなんでしょう。

 

笑える!

今作はシリアスになることもなく、とにかく随所に笑えるシーンがちりばめられていました。むしろギャグとギャグの間をストーリーで繋いでいるといっても過言ではない。

 

自分が一番好きなシーンはアスガルドでオーディンに化けたロキが見ていた劇!……劇の中でソーを演じている役者がソー役のクリス・ヘムズワースの実の兄のルーク・ヘムズワース。ロキを演じている役者がなぜかマット・デイモン!……なんでこの役引き受けたんだろw

 

あと地味に笑えるのがハルクを落ち着かせるためにソーがブラック・ウィドウよろしく手を擦りながら『日は沈む……』と語りかけるんだけど、こんな髭マッチョにやられたら普段のおとなしいバナーが逆にハルクになっちまうわw

 

総評 『とにかく楽しいエンターテイメント作品』

脳味噌を使うこと無く脊髄反射で楽しめるアクションムービーです。変にロマンスもないので単純にスカッとしたい方には最高の作品に仕上がっています。

こういったシンプルな作品を観せてもらえると、最近他の作品群との兼ね合いで関係が複雑化しつつあるマーベル・シネマティック・ユニバースもメリハリがついていいですね。

今回字幕版で観たけど、ソーの『日は沈む……』の演技が吹き替え版だとどうなっているのか気になるのでもう一回観たいです。

 


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あと、自分はパンフレット(豪華版)しか購入しませんでしたが、グッズが多数販売していたのはファンとしては嬉しいところです。個人的には映画公開にあわせた元ネタになったアメコミを新版で発売してもらえたら嬉しいんだけど映画とコミックスで権利も違うだろうし難しいかな?