アニメ自体は1時間以上前に視聴完了したのですが、ChromeBOXのキーボード入力設定が狂ってしまい、日本語入力で手間取り記事を書くのが遅れてしまいました。

こういう時、WindowsやmacでないChrome BOXは参考になる回答が見つからずに困りますね。

それではナナマルサンバツ第6話感想です。

今回は全体的に目についた部分というより、とある一箇所の感想オンリーです。

他人のプレイしているゲームに手を出す行為

今回のエピソードで越山と井上がプレイ中のゲームに勝手に割り込んで操作した二人組がいました。

……コイツら死にたいのでしょうか?

 

対戦ゲームのプレイ中、スティックを叩いたり台を蹴ったりするのはマナー違反な行為なのですが、プレイヤーの心情を鑑みて、場合によっては黙認される場合もあります。

ただし、それが直接的にプレイヤーの操作の妨害に及ぶことになると、殺傷沙汰に繋がる危険すらあります。

今回プレイしたゲームはキャラクターを登録して結果をランキング形式で記録できるタイプのモノです。こういった類のゲームはワンプレイのミスがランキングに響くことになるので妨害されたプレイヤーによっては即ケンカに発展します。

また、商品が出てくるタイプのゲーム(艦これアーケードのカード等)は冗談抜きで血を見る事態に発展する可能性があります。よりにもよってアキバのゲーセンでこんな奴らいるなんて……まぁ、そもそもマンガの話ですが。

 

今回は割り込み2人組が越山と井上を見たうえで、ふざけて妨害したと考えるのが普通ですが、越山たちは倍の人数(4人組)でゲームしています。相手がどうあれ、倍の人数に対して割り込んでくるほどのバカなんでしょうかね?

また、相手を見て強気になっていると思いきや、明良にゲームで瞬殺されて逃げ出すのも意味不明です。こういった場合はリアルでぶん殴るのが一般的なゲーセンでの反応なんですけどね。実際、最初は明良の衣装(ネクタイ)掴んで凄んでいますし。

 

メインテーマにあるものが絶対的なヒエラルキーの基準になる世界

 

ここで考えられるのはゲームで負けたから格付けがなされて逃げ出したということ。

 

例えばの話。

麻雀で勝つと対戦相手が脱ぐ【脱衣麻雀】と呼ばれるジャンルのゲームがあります。このゲームの世界観では麻雀が絶対的なルールで、全ての判断基準は麻雀によって左右されます。

「それなら麻雀で勝負よ!」みたいなw

 

このエピソードでは舞台はゲームセンターです。ここではなぜかゲームの強さが本人の強さになってしまったということです。

 

ちなみに作品全体の舞台はクイズ(特に大会)です。今後、クイズの強さが登場人物の強さというような演出があるとしたら、それは多分、脱衣麻雀の時代から変わらない【メインテーマにあるものが絶対的なヒエラルキーの基準になる】世界の演出なのでしょう。

 

バトル物の作品は強さ=ヒエラルキーというふうに分かりやすいんですけど、文化部的な内容でも格付けがなされるんですよね。【ちはやふる】とか【ヒカルの碁】とか。

 

そんなことを考えさせられたお話でした。

 

 


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