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FSSで設定変わっちゃったことへのフォロー&考察

みなさんはFSS(ファイブスターストーリーズ)読んでますか?

自分はゴティックメードの制作のため休載に入った頃からNewtypeを定期購読しなくなったので、連載再開後は本誌を漫画喫茶で、コミックスを購入して読んでいます。

 

この再開してからの評判がよろしくない。

 

……理由はAmazonのレビューを読めば一目瞭然で単純に今まであった設定やデザインを改変してしまったことにあります。

自分も頭にはキテますよ。散々引っ張って出し惜しみしていた、作中最強で星団全体を恐怖のどん底に叩き込んだレッドミラージュの集団戦闘シーンもお蔵入りって、そりゃああんまりじゃないか!と。

デザインが嫌!って話も多く聞きますが、自分はそこまで嫌ってはいません……別の話でやっていれば。

 

でも最近は、この連載途中での設定改変もアリかな?と思い始めたのです。

FSSは【おとぎ話】

FSSはSF作品ではありません。作者である永野護氏は『おとぎ話である』と公言しています。

おとぎ話が現在の意味である【大人が子供に聞かせる昔話や伝説、現実離れした架空の話】だとすると、作者は伝説を我々に伝える語り部なのです。

 

こんな話を考えた

モビルスーツ開発者であったM.ナガノ博士が職を辞した後に自身のライフワークとして選んだのは、好きなロボットが活躍したとされる実在したかも疑問視されるジョーカー太陽星団の神話の研究でした。

M.ナガノ氏は研究結果を基に年表に起こし、ジョーカー太陽星団史の歴史の大まかな流れを掴むと、その中の細かなエピソードをマンガと(設定)資料という形で発表しました。

研究の最初で歴史のおおまかな流れは年表という形で発表しているので研究成果の発表を待ち望む読者は、この物語がどのような結末に向かうのかは大筋理解しています。それでも、その歴史の中に埋もれているエピソードは読者を熱中させました。

また物語の中で活躍するロボット“モーターヘッド”は既存のロボットからは考えられないようなスペックとデザインで『さすが元モビルスーツ開発者の研究テーマなだけのことはある』と読者からは評価されていました。

しかし研究の成果発表が休止し、久しぶりに再開した時、読者には驚きと戸惑いがありました。

 

あの格好良かったモーターヘッドがゴティックメードなんていうヒョロいのになってる!

これまでのお話は【なかったこと】になっちゃうの?

 

それでもこの発表を撤回しなかったのはロボット研究の第一人者であると自負するM.ナガノ博士のプライドがあったのです。

研究序盤に自身が考察したモーターヘッドを超えるゴティックメードに辿り着いた時、M.ナガノ博士は自身の過去の研究成果より、新たな発見の発表を優先しただけなのです。

 

それが読者からの批判を受けるというのは分かっていたとしても。

 

こんな物語があったと思えば設定の変更だって許せますよね。

M.ナガノ博士が研究する【5つの星の物語】の今後の発表にも期待しています。

 


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作成者: マサカズ

アニメ&SF映画、ネット小説好きのオッサンです。

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