映画【ハクソー・リッジ】感想

2017年7月4日TOHOシネマズ小田原にて【ハクソー・リッジ】を観賞しました。

座席はF列-11番……平日朝イチの回(9:10〜)なのでお気に入りの席を選びたい放題でした。観客も合計10人もいませんでしたし。

映画館が流行らないと映画文化が盛り上がりませんが、先日のTOHOシネマズ新宿のように、席が取れないのも考えものなので難しいところです。

以下、観賞済みの方向けに書いた感想ですので、ご注意ください。

まず何より残酷な戦闘の描写に圧倒される。映画の戦いでこれだけ凄惨なシーンを見るのは【ランボー/最後の戦場】以来。作品のテーマがまるっきり別方向でも、戦場での死体をリアルに描こうとすると同じような描写に行き着くということですね。

細かい所に目を向けると、M3(じゃなかったっけ?)っぽい短機関銃の微妙に前に構えるポジショニングとか、迫撃砲の弾頭に直接刺激を与えてから手榴弾的に使用する場面に妙なリアリティを感じました。プライベートライアンでいうところの弾倉カンカンとかビニール袋みたいな演出というと観ていない方でも分かりやすいかもしれません。

内容は実際にあったデズモンド・T・ドスのエピソードの映画化。この映画を観たかった理由も、どこかでこの話を知ったからだったと思います。作品自体も彼をモデルにした映画ではなく、彼の史実の映画化としている所にスタッフの本気が見て取れます。

作品のストーリーを大まかに分けると、出会い編、訓練編、戦場編、実際の人物によるインタビュー編となっています。

実は帰還した後にも相応のドラマが待ち受けているのですが、その部分に焦点を当てるのは物語の輪郭をぼやかすことになるからなのか語られていないのが少し残念に思います。

ラスト、実際のデズモンド・ドスの爽やかなインタビューの裏に、戦場での後遺症でボロボロになっていることや奥さんが事故死しているなんてことを知ると、より一層彼の生きざまを知りたくなるのではないでしょうか?

 

感動作ではあるのですが、残酷なシーンも多いので万人にはおすすめし辛い作品です。Blu-rayで所有しても見返すタイプの作品ではないので、劇場で鑑賞するかレンタルして見るのをおすすめします。

 

 

ところで、映画を切っ掛けに書籍で彼の人生を追ってみたいとは思うのですが、Amazonでの取り扱いは無し。キリスト教系の書籍を扱う福音社で【デズモンド・ドス もうひとつの真実】という本を見つけました。

作者は、デズモンド・ドスの再婚した奥さん。映画とは全く異なる視点から語られる姿は興味深いのですが、一般書店で取り扱われていないので、どうにも手が出し辛いです。

 

 

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